bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

2022-01-01から1年間の記事一覧

昔々を想像する

昨夜のBSフジ プライムニュースは先﨑彰容先生のご出演 お風呂タイムを後にして、ついつい聴いてしまったね。 感想 「この年代の人たちはお勉強が忙しくて、いろんなこと、話してあげる人たちがいなかったんだなあ」 野田佳彦元首相の、衆院本会議での安倍元…

「水底の歌」 梅原猛

長い旅だった・・・(大袈裟かもね笑) 読み始めてから、1ヶ月以上かかった。 他の本も同時に読みながらだったけれど、大切に、大切に読んだつもりだ。 そうして、いい旅だった、と、この重量たっぷり(とにかく重いに尽きる)の本を閉じた。 解説で中西進…

函館の冬支度

北海道の冬暮らしは、今のところ、楽しみかも・・・ 11月に入ってからは、近くのガソスタからにぎやかな音がしています。 みなさん、タイヤ交換なんですね。 我が家はまだ交換してません。来週かな? 朝方の室内気温が20度くらいだと、とりあえずはFF暖房で…

高橋虫麻呂さん、大伴旅人さんと筑波山に登る?

NHKラジオ「古典講読 万葉集」27回 (もうこの講読は30回くらいになっているはずだが、私は聴き逃しで聞いているから遅れている。この聴き逃しには期限があるから焦るってこのブログに書いたら、親切な方が「『らくらじ』で保存できるよ」と教えてくださった…

上質なサスペンスのよう・・・2

「〜万葉集巻1、巻2の終わりが、共に志貴皇子関連の歌で終わっていたのかもしれない〜」 NHKラジオ「古典購読」の「万葉集」25は「志貴皇子とその周辺」のお話で、鉄野昌弘先生はこう仰った。 う〜ん、やっぱり「万葉集」は上質なミステリだと、私はいたく…

雪虫、見たかも・・・

今夜あたりは薪ストーブの出番・・・ 函館の秋は、もっと庭の片付けが早いんだろうと想像していたけれど、意外に夏の残りの花が頑張ってくれている。 メランポジウムはさすがに片付けたが、ブルーサルビアがこんなに長くしっかり咲いているとは! 金蓮花は夏…

水底の歌 2

「誤解の上に誤解、幻想の上に幻想を重ねて〜」と言うが・・・ 「水底の歌」で、やはり、出てきた。 沢瀉久方の「万葉集注釈」の多くを引用して、梅原猛はちゃんと知っていたにもかかわらず、 いともあっさり切り捨てている。 〜沢瀉氏は、茂吉の、貝=峡説…

水底の歌

梅原猛さんの熱量が半端ない 梅原猛著作集全20巻(集英社)は1981年?から順次発行されて、11巻「水底の歌」はその第4回配本で、1982年1月15日に発行されている。 この著作集は発行されるたびに、当時の私は買い求めたはずだが、すぐに読むことはしないでい…

柿本人麻呂の長歌 3

「殯宮」 山本健吉は「柿本人麻呂」の中で言う。 〜人麻呂の時代を考へてみれば、はたして御用詩人としての道を歩く外に、彼は全力的・全身的な表現の場を獲得することができたであらうか。言ひかへれば、御用詩人となる以外に、詩人であることが可能であつ…

柿本人麻呂の長歌 2

不思議な世界をさまよい歩いているんだね 中国山地の山あいに住んでいた頃(といっても、春先までいたんですけど)、公民館がやっていた子ども達の学習教室で講師役で一緒だったT氏、何かの時に彼はこう言った。 「柿本人麻呂?ああ、持統朝のお抱え歌人ね。…

くちびる寒し・・・というか、言葉の力が・・・

昨夜のBS放送の某なんとかニュース、ひどかった。 こんなこと、ほんとは書いちゃあいけないんだろうけど(言ってる・・・)、「物言はぬは腹ふくるる心地す」(?)って、兼好法師も言ってたし、やっぱ、書いときます。 萩生田政調会長の生出演、まあ、見ま…

ワンピースを重ね着したら・・・

ずっと昔から、ときどき、ふっと、このフレーズがよぎる事がある。 ワンピースを重ね着する 君の心は 不思議な世界を さまよい歩いていたんだ 井上陽水「ジェラシー」。 小川洋子さんの「約束された移動」(河出書房新社 2019年) 我が家から徒歩5分で函館市…

「そんな悲しい目をしてンじゃねえ」

キングダム2 遙かなる大地へ 遅くなったけれども、昨日やっと観に行ってきた。 う〜ん、2019年は、待ち焦がれ感が強すぎたってこともある。 今回は待ちくたびれたし、予告とかが寂しかったし、イマイチ気持ちが・・・ と、こんなこと言ってるわりには、私、…

柿本人麻呂の長歌

NHKラジオの「古典講読 万葉集」は18回目 この講読を聴き出してから(聞き逃しで聴く)、恥ずかしながら、私は柿本人麻呂の長歌に目覚めたのです。 万葉集の長歌なんて、なんだかめんどくさいくらいにしか思っていなかったことを、今は恥じている(相当に恥…

石狩湾、積丹半島、日本海、そうして噴火湾へ

北海道は、広い 札幌の義母を訪ねて、函館から車で出た。 車が少ない国道では、私も久々に、しかも余裕で!運転した。 高速を走りたくない私が、意固地に渡島半島の国道を選んで走ったおかげで、間違えて山の中に入ってしまったのは余計だったね。 蘭越町に…

「冬薔薇」

阪本順治監督、やはり、好きです 大手映画館での上映が一通り、というか、早々と上映打ち切りした後で回ってきた映画が、函館シネマアイリスでは上映されるみたいです(多分)。 「冬薔薇」は「そんなに面白くないらしいよ」と人伝に聞いてはいましたが、ど…

上質なサスペンスのよう・・・

額田王の歌 中学校の国語教科書では あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る (1−20) この歌だったか? あるいは にきたづに船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな (1−8) こちらだったか? もしかしたらどちらかは高校の古典教科書…

「母の味」、昭和だ・・・

「お母さんに何かして欲しいこと、ある?」 「コロッケが食べたいかな」 産休に入ったY子さん、函館と東京、それにやはりコロナのこともあるので、出産の準備には行かない。 だんだん不安にもなっているに違いないが、母は何もしてあげられない・・・ 本州で…

一年は長いか?短いか?

NHKラジオの「古典講読」、今春からは「歌と歴史でたどる『万葉集』」です。 昨年までは「王朝日記の世界」でした。最後になった「紫式部日記」は大変興味深く聴きました。 紫式部がすごく身近な女性のように感じることもありました。島内景二先生の講義でし…

ドストエフスキーなら?

「人は理解を望んではいないのだよ。望むのは愛だけだ」 函館転居後、半月余り過ぎた頃から、夫が食後のお茶碗洗いを始めた。 う〜ん、まあいつまで続くか、放っておいた。 だが、律儀に?三度三度の食後のお茶碗洗いは続いている。 わりかし「丁寧にお洗い…

ママレモン・・・?

薪ストーブはご近所迷惑・・・ 昨日、灯油タンクの設置(家横から家裏に)にM石油が来られた。 この灯油タンク、室内のFF暖房に自動で給油してくれる、北国では必須品? 480リットル入る。 これを一冬にどれくらい給油するのかは、過ごしてみなければわから…

羌かいを観に行くんだけど・・・

「キングダム2 遙かなる大地」への予告2が出てますね。 予告1を見たとき、何だかちょっとさみしいな、ワクワクしないなあって思って、残念でした。。 予告2で、王毅将軍が「あなたずっと死地に立っているんですよ」のセリフが流れた時は、これだよ!って…

ベルファスト

北アイルランド、ベルファスト、白黒画像、心惹かれないはずもない 月曜日に観に行ったのを、今書いておく。 何しろ朝イチ9時からで、観客は私の前にシネマアイリスに自転車で乗りつけた男性一人とで、二人だけだった。 こういうのって、すご〜っく集中して…

思い出の品って、何かと悩む

三つ子の魂・・・ 子どもたちが「子どもだった頃」の品を、老後の住まいどんなふうにして残しておくかは、どなたもお悩みではないかと推察する。 私たちは東京から島根へ、そして今度は函館へと大きな転居をしている。 その度に、少しずつ減らしてきた。 昨…

厚沢部(アッサブ)の響き、いいなあ〜

厚沢部町はメークイン発祥の地だそうです。 「道南いたさか農園」のホームページの写真、美味しそうなじゃがいもです。 掘ったばかりのこのじゃがいも、皮付きのまま料理したくなる。 厚沢部町のいたさか農園に、夫が、連絡の取れない薪調達のFAXを送ってし…

リノベに完成はないのかも

断捨離のはずの終の住処だったのに このアイアンのトイレットペーパーホルダー、取り付けに夫は往生してた。 何しろ棚板が8センチもある広葉樹板材に天井付けだから、電動ドリルを使い慣れていない夫は、一昨日は取り掛かっては見たものの、断念した。 今日…

いまさらの「ドライブ・マイ・カー」です

函館 シネマアイリス なかなか余裕がなくて、やっと観に行った。 シネマアイリスでは、再上映でずいぶん長くやっている。 帰って夫に言いました。 「あなたは観に行かなくて正解。いずれうんと暇になったら、アマゾンプライムで観られるから。」 どう言った…

ハナミズキはまだ咲かない 2

五稜郭公園はすっかり葉桜 昨日、五稜郭公園の周りを通ったら、それなりの観光客だった。 夏が怖いよ。 六花亭の素敵なお店ができていた。 札幌の真駒内のお店には、義母を訪ねた折には立ち寄るが、五稜郭のお店はまた雰囲気が違っていて、たまにはお茶しに…

赤ちゃんには危険がいっぱい・・・

リノベはそれなりの覚悟と準備がいるんだなあ〜 函館も平年よりは気温が低い日が続いているみたいだ。 時々パラパラッと雨も落ちてくるので、薪の世話はここ3日、休業状態。 今日午後は晴れるらしいから、今日こそは家裏に放置してある材を片付ける、という…

いまさらの・・・ドストエフスキーは恥ずかしいかも

「東大教師が新入生に勧める」、その意味は? 車を持って引越しなので、結構面倒な移動になったし、余計な疲労をプラスしたかもしれない。 出発の前々日と前日は、山を降りて街のホテル泊まりだった。 福井県の敦賀港から苫小牧港まで、約20時間のフェリーな…