うっかりすると、プライム会員に・・・
アマゾンはキビシイ。
土曜日の書評で、海外作品の文庫化したのが載っていたから、
早速アマゾンで。
ウン?
私、いつまたプライム会員になってたっけ・・・
やばい、この間シャンプーのこっちで売ってないのを頼んだら、
これでプライム会員にさせられてたというわけ。
人をおばさんだと思って、情報弱者は知らない間に
手玉に取られる(?)
「ちゃんとチェックしないからだよ」
パパは偉そうに言うけれど、自分だってメンドくさいから、
「カートに入れといたから〜」って、人に押し付けるじゃんか。
学ばない情報弱者は、繰り返し知らぬ間にプライム会員になり、
登録取り消しを繰り返す。
これもしつこいのですよ。
本当に、いいの? ホントにホントにいいの?
みたいに、繰り返しチェックさせる。
いいんだよ、私は急いでませんし、
特典なんぞ、必要ないのであります。
文庫本だって、本屋にない😢
で、土曜日頼んだのが、もう今日10時には届いた。
クロネコさん、ご苦労様です。
いつでもよかったのにねえ〜
なぜ、高村薫さんの「土の記」を2度読みするか?
高村さんはどこまで農村を取材して、
書いているか、確かめたかったから・・・
稲のことや、水のことや、山あいの自然のことや、
田舎の暮らしのことや、丁寧に確かめようとしてるけど、
つい、物語に引き込まれて、高村さんの世界の中に浸かってしまう。
「土の記」は映画になってもいい・・・
例えば、勝手に想像すれば、深津絵里ちゃんがいい。
ああいう景色、山や棚田は、まだ日本のどこかに残っている気がする。
もう、ちょっと、苦痛だった。
私の頭ではついていけなかった。
でも、どういうわけか、「四人組がいた」とか「土の記」は
普通の人でも読める物語になっていた。
で、早速届いた海外ものを読み始めたけれど、
これはこれで楽しみですが、
私がなぜ高村薫さんが好きなのか、ちょっと分かった気がした。
文体が、きっと好きなんだ。
高村さんが使う日本語が好きなんだ。
いえ、それは高村さんの感じ方とか、考え方とか、
まず前提はそれですが、決定的には、やっぱり、文体なんだ。
この間、読むものがなくて、
パパが貸してくれた角田さんのを読んだけれど、
彼女には、物語はあっても、彼女特有の文体というものを感じさせなかった。
新しいものを楽しみに、必ず読む、というふうではないかも・・・
又吉直樹さん、文体を感じさせてくれます。
芥川賞の時は、そんなふうに思わなかったけれど、
新聞で時々長いものを書いていたのを読んでいたら、
次、読むのが楽しみになってきていた。
新しい本は読んでいないけれど、どんなだろうか・・・