秋です・・・
今日明日とお天気のようなので、夏の綿毛布を洗いました。
雨続きの山の中は、もう朝方が寒いので、
1週間前には普通の羊毛布団を出して寝ています。
昨日の夕方、やっと雨がやんだので、
パパと30分ほど例の登山靴で歩きました。
この靴は本当に楽です。
お宮の石段を上がるのも軽快でした。
完全に腰痛が治ったわけではないので、用心しながらリハビリです。
でも、こんな感じで、本当に三瓶山をwalkingできるんだろうか・・・
もう登山というか、まず、walkingです。
田んぼの畦には曼珠沙華、
道端には野菊、川沿いの草叢にはススキ、
秋が始まりました。
本、ホントに捨てていいのか?
樹木希林さんが、毎日一つは何か捨てる、とおっしゃっていたそうです。
本当にそうだ。
というわけで、今朝のゴミ袋には、
下駄箱に入ったままの靴を一足、使わないスリッパを2足、入れて出しました。
早くに準備しないといけないのは、本です。
20年前、東京からこの村に引っ越した時には、
6畳間いっぱいに、本を山積みして、古本屋さんにそっくり渡した。
だだし、一つ後悔している本がある。
どこの出版だったか忘れたけれど、世界の詩人全集。
中学生だった時、
お誕生日にお願いして、第一巻を、それが誰の詩集だったか忘れたけれど、
当時、子どもが手にするには立派な箱入り本で、
それでいて、当時としては、随分おしゃれな本を手にいれた、その嬉しさといったら。
毎月1巻ずつ、近所の本屋さんから届くこの詩集は、
多分、その頃の私の宝物だったんじゃないだろうか・・・
全部揃えて、大学進学で東京へ行く時も持って行った。
東京での引っ越しの度にも、決して手放さなかったのに、
魔が差したというべきか、あの山積みの本の山に入れてしまった。
詩集は手放したら後悔する
お茶碗を洗っている時なんかに、
あれ、どうだったっけ、と思うことがある。
「すみきって 静かな レマン湖よ」
この次が出てこない・・・
まあ、西洋の詩人はとりあえず、いいとしよう。
しかもあんな大業な詩集全集を並べておいても、しょうがない・・・
しかし、こと俳句や短歌となると、
私の場合は、放ってはおけない。
この話、長くなるから、またにする。
パパが帰ってくるから、お昼の準備をしなくちゃいけない。