bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

本を捨てるということ

秋です・・・

今日明日とお天気のようなので、夏の綿毛布を洗いました。

雨続きの山の中は、もう朝方が寒いので、

1週間前には普通の羊毛布団を出して寝ています。

 

昨日の夕方、やっと雨がやんだので、

パパと30分ほど例の登山靴で歩きました。

この靴は本当に楽です。

 

お宮の石段を上がるのも軽快でした。

完全に腰痛が治ったわけではないので、用心しながらリハビリです。

でも、こんな感じで、本当に三瓶山をwalkingできるんだろうか・・・

もう登山というか、まず、walkingです。

 

田んぼの畦には曼珠沙華

道端には野菊、川沿いの草叢にはススキ、

秋が始まりました。

 

本、ホントに捨てていいのか?

樹木希林さんが、毎日一つは何か捨てる、とおっしゃっていたそうです。

本当にそうだ。

というわけで、今朝のゴミ袋には、

下駄箱に入ったままの靴を一足、使わないスリッパを2足、入れて出しました。

 

早くに準備しないといけないのは、本です。

 

20年前、東京からこの村に引っ越した時には、

6畳間いっぱいに、本を山積みして、古本屋さんにそっくり渡した。

だだし、一つ後悔している本がある。

どこの出版だったか忘れたけれど、世界の詩人全集。

 

中学生だった時、

お誕生日にお願いして、第一巻を、それが誰の詩集だったか忘れたけれど、

当時、子どもが手にするには立派な箱入り本で、

それでいて、当時としては、随分おしゃれな本を手にいれた、その嬉しさといったら。

 

毎月1巻ずつ、近所の本屋さんから届くこの詩集は、

多分、その頃の私の宝物だったんじゃないだろうか・・・

全部揃えて、大学進学で東京へ行く時も持って行った。

東京での引っ越しの度にも、決して手放さなかったのに、

魔が差したというべきか、あの山積みの本の山に入れてしまった。

 

詩集は手放したら後悔する

お茶碗を洗っている時なんかに、

あれ、どうだったっけ、と思うことがある。

「すみきって 静かな レマン湖よ」

この次が出てこない・・・

 

まあ、西洋の詩人はとりあえず、いいとしよう。

しかもあんな大業な詩集全集を並べておいても、しょうがない・・・

 

しかし、こと俳句や短歌となると、

私の場合は、放ってはおけない。

 

この話、長くなるから、またにする。

パパが帰ってくるから、お昼の準備をしなくちゃいけない。