bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

この幸運を・・・

台風が近づいてる

午後からスカパーが映ったり、映らなくなったり・・・

ずっと降り続いている雨脚も、音が大きくなった。

このまま明日いっぱい降り続き、

一層雨風が強くなったら、後ろの山は大丈夫かしらと心配になる。

  

この引きこもりの間にしておかなければならないことが、2個、ある。

 

一つは建築士さんが送ってきたヒアリングシートを書き込むこと。

午前中も取り掛かったけれど、

現在の暮らし

未来の暮らし

理想の暮らし・・・

こういうのって、書けないよ〜

おまけに

趣味、好きなファッション、好きな音楽、好きな食べ物、スポーツ・・・

平日の暮らし方、休日の暮らし方・・・

もう、投げ出してしまった。

 

あっという幸運を得たのだけれど・・・

もう一つは、前川喜平さんと名刺交換してしまった!こと。

それの今後を考えること。

話せば長い〜

だが話す。

 

真駒内から千歳空港行きのジムジンバス、これ1時間20分くらいかかる。

私、寝込んでしまった。

バスの運転手さんに起こされたのは、国際線の方。

つまり、みんな降りて、寝ている私1人が残ってたというわけ。

どんだけ、寝込んでた! 

 

わざわざ国内線まで引き返してくれて

「出発、間に合いますか?」って、気遣ってくれた。

 

ほとんどボンヤリ状態で搭乗手続きを済ませ、

2階の喫煙室に入った。

(午前中、お義母さんとこに行っていて、そのままバスに乗って、

そのまま飛行機に乗って、そのまままたリムジンバス、高速バス〜

家に帰り着く9時過ぎまでタバコを吸えないのは、多分耐えきれない)

 

前川喜平さんの名刺をゲットした

で、その千歳空港の喫煙室で、

ふっと前の壁に、前川喜平さんが。

テレビで見た通り、確実に前川さんです。

 

タバコを消して、出て行かれたから、私、慌てて出ました。

あろうことか、ただただ

「あの、失礼ですが、前川さんでいらっしゃいますよね」

とお声をかけたのですよ。

 

ああ、なんて恥知らずなと、今更嘆いてもしょうがない・・・

実は私こういうものですが・・・と名刺を差し出すと、

前川さんは、なんと、ちゃんと名刺をくださったのであります。

 

「前川さんのお話を伺いたいと、前から村のまちづくりの委員会で

話しているのですが、みんな、夢みたいなこと言うなというようなことで。」

「とんでもない。僕は呼んでいただければ、どこへでも行きます。

行きますが、ただ、実は、土日は来年8月まで日程が、

平日なら来年5月まで埋まってるんですよ・・・」

 

本当に丁寧に対応してくださったのですよ。

もう少し、しどろもどろながら、小中一貫校だとか、

そのあたりのお話を聞かせていただきたい、と、話した気もする。

 

学ぶということ

前川喜平さんは文科省を退職された後、夜間中学で教えておられてもいる。

で、こういう脈絡あり?って話ですが、

たばたのおじさん(被災地のボランティアで有名になった)は、

「夢はなんですか?」と聞かれて、

「高校へ行きたい」って答えられたそうです。

 

学校行政のお仕事をされてきた前川さんと、

たばたのおじさん、

2人が「学ぶということ」について会話されるのを、聞きたい!

 

これが前川喜平さんに名刺をいただくという行動に走った私の真意です。

多分、多分、とっても楽しい、

しかも、嘘偽りのない、「人が学ぶということ」の、

人と人との正直な話が聞かせてもらえる気がする。

 

でもって、ここが考えるところなんだけれど、

昨日、私、まちづくりを年内お休みにしちゃったんだ・・・

多分、こんな企画、誰も手伝ってくれないし、

私がお休みしたくなった心変わりも、そのあたりにある気がするけれど、

つまり、こういうことを言う私を、冷めて批判する人もいる。

 

「もうちょっと、老人の健康教室とか」そっちを企画せい、みたいな・・・

 

だって、オンライン学習サービスを入れる時にも、

それが、どれだけの効果があるんじゃ・・・みたいな空気感・・・

それって、村の子どもたちが公平にサービスを受けられるのではないですよね・・・

そういう要望があるのかどうか、アンケート結果からははかれない・・・

 

でも、その時は会長が

「10人の子のうち、1人でも勉強ができるようになりゃ、

それで十分じゃないか」って、これ一喝だった。

 

会長は腕利きの宮大工さんで、お百姓さんで、

会長の言葉にはいつも嘘がない。

 

さて、でも、私はとりあえずは、前川喜平さんにメールで

お礼だけはお伝えしたいと思っている。

お互いに飛行場での立ち話だから、

メールを差し上げて良いですか?で、終わっているから・・・

 

まあ、前川さんからすれば、こういう話はたくさんあるだろうから、

私も、そんなに真面目に思わなくても済む気もするけれど・・・

でも、もったいないのですよ!

これは何かの幸運かもしれない・・・