急に、心配になった・・・
今朝の謝罪会見事件?ですが、やはり、気になりだした。
ここのところ、朝登校に毎日行かれないことがあって、
今朝、さっき書いた謝罪会見ごっこを目撃したのだけれど、
もしもああいった「謝罪会見ごっこ」が、学校の中でも流行っているとしたら、
やはり「会見させられる」子の方は、イジメだと感じている場合がある。
Sくんは時々他の子どもたちに集中的に非難されることがあるのを、私は知っている。
笑って付き合ったり、時には反撃したり、知らんぷりをしたりして過ごしている場面を見ることもある。
学校の中でもときどき失敗したり、皆と同じように行動できなかったり、
宿題をしてこなかったり、先生から指導を受ける場面を子どもたちはよく見ているわけだから、「謝罪会見ごっこ」を学校や、児童クラブの中でも強要されている可能性がないとは言えない。
子どもたちは見ていないようで実はとてもよく周囲を観察しているから、
「イジメ」をしてもいい、からかってもいい、槍玉にあげてもいい、
そういう相手を知っている。
「謝罪会見」、あれはイジメだということを嗅覚で感じているから、
「ごっこ」のようにして人をいじめる。
いじめることで、憂さ晴らしをしている。
子どもたちは小学校に入ると同時に、分単位で行動させられる。
学校の現場はどんどん窮屈になっていて、子どもたちは皆と同じように行動することを教えられ、空気を読むことを強いられ、良い子でいることが一番楽なことを学んでいく。
空気が読めない、皆と同じようにすることが自分のためだと世間智恵を学ばない子にとっては、どれだけ理不尽を強いられていることになるだろう。
手を繋ぐ
朝登校の時、時々Sくんの班と歩くと、いつも手をつなごうとする。
そうすると後ろを歩くTちゃんが「ずるい」と言って、今度は私の手をとる。
カマキリが電柱に産み付けた卵の高さほどにしか背がない、小さな子どもたちは、
きっといっぱい怖いことや不安なことがあって、誰かと手を繋いでいたいんです。
安心する。
でも、2年生にもなっておばさんと手を繋ぎたがるSくんは、それはそれでからかいの対象になってしまう。
からかう方だって、ほんとは横に並んだら、山ほど話し続けます。
後ろから「ねえ、ねえ」って話したいことを言い続けて歩く。
ああ、急に心配になって・・・