「償っておくれ」「まどっておくれ」
宮沢賢治「ツェねずみ」ですが、
「まどうておくれ」「まどうておくれ「まどうておくれ」・・・
っていうセリフが何度も出ます。
すぐ反応して「どういう意味?」って聞く子もいます。
聞かない子もいます。
聞かない子は、きっと、想像している。感じたままにして、聞いている。
こういう言葉の経験をたくさんした子どもたちが、心の中をうんとふくらませて大きくなるのが幸せだと思うから、わざと、そのままに読む。
「青空朗読」というサイトがある。
本当はこの朗読をそのまま聞かせたいのだけれど、学校ではそうもいかない。
忙しいお母ちゃん、ママ、このサイトを使って欲しい。
もちろん、絵本は子どもがめくりながら、聞けばいい。
絵本は要ります。子どもがちゃんとめくります。