ちっちゃい幸せ・・・
昨日はちょびっと嬉しいことがあった。
11月から週２で、学校帰りに私の家の近くでスクールバスを降りて、お勉強をして帰る中１のYちゃんが、さて今日の宿題は？と、ファイルを出して、一枚のプリントを取り出した。
「ほら！」
なんと！数学の基礎学テストが100点！
「チョー嬉しかったし〜。一発合格、初めてだよ」
「後ろと隣でるRちゃんとMちゃんが落ち込んでるから、あんまり喜べなかったけど、今日一日、テンション高かったし〜」
５科目の基礎学テストが月１であります。
数学の基礎学テなんぞ、マジで基本中の基本、この計算ができなかったら、今後数学の授業を聞いていく上でヤバイだろう、みたいな問題が、10問、出ます。
1問でも間違えたら、再テ、再テをさせられるという、先生の涙ぐましいムチなのです。
Yちゃんはおっとり刀で、まあ普通に勉強はするのですが、いわゆる自分の勉強の仕方も良いとは言えません。
それと、食いつきが悪いです。
このままでは、つまり、四則の計算と方程式の解き方もごちゃ混ぜ、be動詞と一般動詞の扱いの違いもあやふや→こういう状況では、今後、彼女の中学生活が楽しくないだろうと、私はお節介を焼いているわけです。
同級生のRちゃんのように「常に450点を取る」ことを目標にしている女の子もそれはそれで、大変上等ですが、だんだん分からなくなる数学の授業を苦痛に耐えて後の2年間受けなければならない状態を、Yちゃんには味あわせたくない、それだけです。
だって彼女は、弟や妹のお誕生日には必ずケーキを焼いてあげるような、そんなすご技というか、楽しみというか、自分が得意なことをちゃんと持っている子なんです。
１時間ちょっとですが、英語の教科書を何度も読んだり、数学の復習をしたり、たったそれだけを続けることで、昨日のような嬉しいことが起きるのですから、やっぱ、これだから子どもたちとのおつきあいはやめられない！！！
