映画3本、観たです。
29日 シネスイッチ銀座で「家に帰ろう」
普通に私ら年代にとっては良い映画でした。
映画そのものについては多分似たような感想でしょうが、私ら夫婦にはこの映画館に並んでチケットを買う人たちについての感慨です。
つまり、こういう映画は若い人には人気薄なんだろうなぁ、映画業界はコレからどうなるのでしょうか・・・
31日 日比谷シャンテでIMAX版「ボヘミアン・ラプソディ」
う〜ん、IMAXかあ〜
田舎暮らしの私らには、特に必要ではないかなあ〜
29日午前の映画の後、お昼をY子たちとハゲ天で食べた時、SYOUGOくんが、IMAXで見てくださいってお勧めしてくれたし、30日夕食会のKちゃんのお母さんも、すでに見ていて、もう一回見てもいいぐらいとお勧めだったし・・・
映画が終わった後、前の席に座っていた若い二人が、
「クイーンのアルバム買いに行こう」って言っていたのにも、なるほどそう来るか・・
1日 桜木町横浜ブルグ13 IMAX版「アリー スター誕生」
おっと、「アメリカン・スナイパー」の人じゃん!
レディ・ガガって、こういう人だったんだあ〜みたいな、まあ、違うんですが・・・
IMAXシアターはいわゆる映画業界のしのぎ?
ふ〜ん、こういう時間を過ごすのもあるンかいなあ〜ぐらいで、社会現象観察として、経験値としていただきました。
映画はこれからどういうふうになっていくんだろうねえ・・・大変ですねえ・・・
ほんとにいい音がああいうものだとしたら、やはりホモ・サピエンスの進化は多分いくところにいってしもうた・・・そのいく先がもう私らには分かりまへんです。
分からんうちにいなくなりますから、心配しなくてもいいのではありますが・・・
う〜ん、口出すな!って言われそうですね。
人の五感は環境が作る。
味覚はもちろんそうだし、聴覚だって、田舎で暮らしていたら、夜更けの雨の音、裏山を揺する風の音、そういう音が聴覚を育てていく。
視覚も、緑と空の青に対して特に感覚が育てられる、というか、反応する。
東京で暮らしていたら、味覚、聴覚、視覚、これだけは確実に、私、退化した気がする。
つまり、東京の進化は私にとっては退化とイコール。
ほとんどイゾラド状態と化した私は、
今、窓の外に見える白い雲の柔らかさ感、山際に残った雪のひんやり感、
音はといえば、エアコンのかすかな違和感と、台所の蛇口から落ちる水の音、ポタリ、ポタリ、これらの五感に癒されております。
カアカア・・・カラスが帰ろうって鳴いてます。
ポタリ、ポタリ、そろそろ台所にお立ちになってはいかがでしょうか。