芭蕉の句に泣きそうになる・・・
朝食のチーズトーストを食べながら、今朝の「うた日記」を読んだ(御免なさい)。
芭蕉さんの第四期から晩年に至る、主に「奥の細道」からの十八句が並んでいた。
泣きそうになった・・・・・・・
(オイオイ、ドウシタ、大丈夫か?)って、自分で自分にツッコミを入れてしまった。
学生さんの頃、「此道や行人なしに秋の暮」を読んだ時、これが最高だと思ったから、蕪村とか一茶とか(?)の「秋の暮」の句を並べてみたことがあった。
蕪村の「門を出れば我も行く人秋のくれ」は覚えているが、あとはどうだったか忘れた。
多分検索すれば出てくるだろうが、そんなことはしない。
蕪村は絵も上等だったらしいから、蕪村の句には絵画が見える。
芭蕉さんの句には絵はない。つまり、泣きそうになる?果てのない心象風景がある。
そうして芭蕉さんは、泣いてはいない・・・
掘信夫監修 袖珍版「芭蕉全句」のはしがきが、とても簡潔で、一種、爽快でした。
私も今日は簡潔を心がけ、一回ざっと書いて、ガンガン捨てた。
それでも簡潔にして爽快、程遠い・・・比べるな・・・勘違いしないでください