私、自分の間違いに気づいた。
「我が立つ杣に幸あれかし」と、最澄の歌の下句をこのブログに書いてしまったのだけれど、間違いを犯してしまった!
あのくたら さんみゃくさんぼじの仏たち 我が立つ杣に 冥加あらせ給え
正確にはこうでした。
確かに「幸あれかし」なんて甘ったるい。
22歳の彼は仏たちに、初々しく、純に覚悟を誓ったのだった。
間違いがらみで〜
頭の回路が、私はプツンプツンと切れているに違いない。
(断っておくが、加齢による認知の問題ではなく、子供の頃から私にはこういう思い込みというか、いい加減さというか、慎みのなさというか、つまり、確かめない、用心しないところがあって、これは死ぬまで治らない)
先日は会合の場所を間違えて慌てた。
案内ハガキが来た時、場所「ナントカ協議会センター」とかが視野に入ったら、もうそれで🆗、出かけるまで見直したりはしない。
下の町の社会福祉協議会センターに行って、バッグに放り込んで出かけたハガキをしげしげ眺めて、
これ!村の社会福祉協議会支所じゃん!
取って返して10分遅れで会議に参加。
親しい担当者に言い訳した。
「この間の研修会とか下であったから、生活支援員の会はてっきりあっちだと、思い込んでるから」
「分かった、今度からSさんの案内ハガキにはしっかり!マーカーを引いとくわ」
で、そんなこんなでこの生活支援員の連絡会はいたって和気藹々と賑やかに話が弾んだのでありました👏
で、この会で実に面白い出来事が。。。
「民生委員って、あれ、タダでしょ?」
生活支援員というのは、後見人制度のように大変なお仕事ではなく、本当に身近な生活支援のお手伝いです。
わずかな時間給とガソリン代が出ますが、まあ、実費のような感じです。
支援対象者にも色々な人がいて、困りごともあります。
で、ある支援員さんの発言
「地区の民生委員さんと情報共有して、見守りを頼んだら?あれ、タダでしょ?」
民生委員もしている私にはこの太字部分は大いに受けました!
う〜ん、一般的にはそういう認識で、確かに「あれはタダだ」。。。
あまり期待もされていず、かといって、この網の目は暗黙の了解ごとで、そういう空気感が実によく表現された発言だった。
民生委員にも動きによる実費に近いものは支給されますが、まず、差し引きゼロの、誠意と義務によるお務めに近いです。
で、いざ災害とか子どもたちに関する問題が露見した時には、民生委員は何をしていたんだ・・・みたいなところへ、突然世間の目が向きます。
地域コミュニティが崩壊していったのが「平成」だったと、こういう見方もできますよ。
こう思うと、元号騒ぎ、うんざりな感じ。
何も良かったところのなかった「平成」じゃないか!
子どもたちは子どもを生きていないよ!
若者はどんな夢を見るのか、大人には分からなくなったのが平成じゃないか・・
元号変えたら何か気持ちが変わるって、みんな、そんなの嘘だって知ってるくせに・・・
このから騒ぎをハーメルンの笛吹き男、彼が覗き込んでいる怖さを感じるなぁ・・・・