中国山地の山並みは優しい・・・
広島県側の1100m余りの山に登ってきた。
この山は春先に野焼きをするそうで、登山道は太陽さんさん降り注いでいる。
ほぼ真っ直ぐに伸びた急斜面を登る選択は、結構キツかった。。。
下りるときは木々の中を通る3kmの比較的緩やかな山道だったから、楽しめた。
ここからさらにもっと急な斜面を登って山頂にたどり着く
子どもたちも登っていたし、シニアも多かったから、行楽気分のトレッキング。
山を吹き渡る風の心地よさが一番嬉しい。
最終的に責任を負わないで付き合う男の子は、素晴らしく可愛い!
下りる道の残り1,5km付近で、だだこねをしている男の子に出会った。
「もう、歩かない」とママに抱っこ。
パパとお兄ちゃんは道を外れて山菜採り。
「ガンバレ、ママ、抱っこしたら下りるの大変だよ」と、思わず声をかけた。
「やだ、もう歩かない」
「あのね、下の駐車場にメンチカツを売ってるの。おばちゃん下りたら、メンチカツが食べられるって楽しみなんだよね」
突然、「僕も、メンチカツ食べる」とママの腕から降りちゃった!
大人3名、ええっ、メンチカツでそうきます?
「行こう、メンチカツ食べなくちゃ」と、さっさか歩き出した。
ママ曰く「メンチカツって、何か知らないはずなんですけど〜」
なるほど、最近はメンチカツとか家の献立にはなくなってるかもしれない。
4月に5歳になったばかりの男の子、よく登ったとそれもびっくりだけれど、メンチカツで俄然歩き出すその意味がほとんど大人には不明。
子どもの疲れは、大人の疲れとは似ても似つかない別種のものなんだ。
さてさて人なつきの良い子で、その後の道々、「あと何メートル?」って何度も私と話しながら、しっかり歩き通した!!!
で、メンチカツなるものをテントの売り場で見たときのリアクションが、微妙な・・・
その後については、私は関知しない。。。。
ハイタッチしてほっぺをツンツンしてサヨナラをした。
とてもとても!!!可愛らしい男の子でした!!!