社会の鏡
小3・4年はこの村では複式学級になっています。15人います。
夏休みの宿題で47都道府県を覚えるというのが出ていたのだけれど、先週、先生が抜き打ちに!テストをしました。
もちろん、ほぼほぼ再テスト要員が出たわけで、放課後学習教室でも、白地図をコピーして励んだというわけです。
その時に・・・
「秋田、山形、秋田、山形、秋田、山形・・・・」
「茨城、栃木、群馬、茨城、栃木、群馬・・・・」
「富山、石川、福井、富山、石川、福井・・・・」
つまり、こうやって子どもたちのお手伝いをしていました。
福井、なかなか出てきませんねえ〜
「ほら、原発がある所」って言ったとたん、
Kくんが叫びました。
「ああ〜小判のところかあ」
数人が
「そうだ、福井だ、小判のところだ!」
その場にいた講師役の4人、苦笑い?
福井県の方に、なんだか申し訳ないような心持ちがしましたよ。
最近は「謝罪会見ごっこ」はもう飽きたらしく、というか、新鮮味に欠けるというか、真似っこしても面白くないからか、聞きません。
小判の方も、大人にとってはもう過去のお話で、子どもたちが思い出させてくれたのが、かえって新鮮でした。
今の旬は、わたし的には「身の丈」かなあ〜
いい言葉を、子どもたちが勘違いしないことを祈ります。
「身の丈」ごっこは、まさか、できないでしょう。いや、何かやるかもしれない。
ところで、こういう面白いことは、女子はしません。
男子が非常に敏感に反応します。
で、都道府県名ですが、漢字で正しく書けないと合格できません。
「オレんちのじいちゃん、大人のくせに、新潟って、書けないんだって」
確かに、岐阜も書けないかもね。
おかげ様で、わたし、子どもたちとお勉強したので、正しく書けますです。