久々の東京の映画館
函館便は夕方で、天王洲アイルのインドカレーのお店でお昼の待ち合わせだったから、映画を見ることになった。
朝イチでしか観られないから、有楽町のヒューマントラストシネマで9:35の回があるインド映画「エンドロールのつづき」。
「ダンガルきっと、つよくなる」
「スタンリーのお弁当箱」
「めぐり逢わせのお弁当」
見たのはこれくらいだけれど、共通の空気感だったかな。
それに、お料理のウエイトが。。。
マサイのお母さんのお料理の手際が美しいこと!彼女自身が美しいので、より一層・・・
パン・ナリン監督の実話だそうだ。
北アイルランド出身のケネス・ブラナー監督も、少年時代の思い出を「ベルファスト」で綴った。
インド、北アイルランド、こんなにも違う映像なのに、流れていたのは確実に「母」というものの存在感だった気がする。
そうして男の子にとっての「母」は、あんなにも限りなく美しい。。。
で、母に対してだけでなく、土地への郷愁、このことがなんとなく映画を甘くしてしまうんじゃないかなあ〜
「ベルファスト」も「エンドロールのつづき」も、そういう意味で、「ああそうですねえ」という感想になってしまった。
どちらも共通に、男の子がとてもいいなあ。
でもやはり、イランのアッバス・キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ?」の、あの男の子の表情の鮮烈さ、こちらが完全に勝っている(私的には)。
キアロスタミ監督の映画には「甘さ?」っていう感じがない。
緊張感のある美しさ?と言ったらいいのか・・・
ああ、私には言葉がなくって、言い表せないなあ〜残念だ。
「エンドロールのつづき」「ベルファスト」は、ノスタルジックになってるから、多分、共感力が弱くなるんじゃないんだろうか。
ああ、そうですか。。。
この感想じゃあ、物足りない。。。
天王洲アイル 品川ふ頭橋
お上りさんには、天王洲アイルの景色はまぶしかったなあ。。。
島根県にいた頃、天王洲アイルのスタジオから放送のFMラジオ、インターエフエム?っていうのかな、を聴いていた。
どんなにおしゃれな街なんだろうかなあって、憧れてましたね。
土日は人が少ないからって選んでくれたんだけれど、お天気が良くってよかったです。
で、インド映画に続いたインドカレーですが、バターチキン、もう少し甘かったらいいのになあって思った。私、美味しいものって、あんまり知らないもので、ごめんなさい、です。