bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

お友達にはどうかな?紫式部さん・・

同時代の人にも読まれることを前提にした日記だなんて

先週21日のNHK大河ドラマ「光る君へ」では、

彰子が立后

 

NHKのホームページに載っている写真 後姿の裳の生地紋まで分かる

 

一帝二后の目論見が断行され、

中宮定子が亡くなった、

この年が1000年(長保2年)で、

ちょうどその年に(多分)紫式部は子を出産、

なんと!ドラマでは道長の子と設定している!!

 

1000年(長保2年)という年は、このドラマが大きく展開していく年

紫式部が子を出産した翌年に夫の宣孝(佐々木蔵之介)が死去し、

その2、3年後くらいから「源氏物語」を書き始めて、彰子の女房として宮仕にも出仕し始めた。

 

従って、今週28日からの「光る君へ」は、この辺りの話になるのじゃないか。。。

 

紫式部日記」は1008年(寛弘5年)、中宮彰子が道長の土御門邸(ものすご〜っく豪華)で一条天皇の皇子を出産するところから始まっている。

式部も土御門邸に起居しての日記だ。

 

道長の正妻・倫子の黒木華と まひろの吉高由里子の演技・・

興味深いのは私としてはこの辺りかな。

定子が残した子を彰子が引き取って育てるあたりからの彰子・見上愛の変化・・

彰子は24歳の時、一条天皇が亡くなるが、今のドラマでの様子とは違って、その後長生きしてゴッドマザーみたいにしっかりしたらしい。

 

従って、ドラマをどのように作っていくのかが楽しみにはなってきた。

 

で、私が読んだ「新訳紫式部日記」島内景二著の中でこんなところがあった。

物思ひ増さる秋の夜も、端に出て居て眺めば、いとど、「月や、古を愛でけむ」と見えたる有様を、催す様に侍るべし。

 

島内景二先生の訳ではこんな部分がある。

物思いが増える秋の夜には、部屋の庭近くまでにじり出て行って空を眺めながら物思いに耽ることがあります。

 

ドラマでは度々まひろさんが部屋の端に出て月を眺める場面がある。

紫式部日記」のこんな部分をドラマのつなぎに使っているのだろうか。

 

   NHK 大河ドラマ「光る君へ」のホームページに載っている写真

この場面は先々週の彰子入内の時なんだが、衣装に圧倒された!!

紫式部日記」には、女房達の儀式の折などの衣装のことをいっぱい書いている。

センスがいいとか、さすがだとか、色合わせが現代的だとか、歳を取った女房の誰それさんの衣装が良くないとか口の悪さも存分だ。

 

まあ、その切った刀を自分にも向けている様だが、自分の嫌な部分(本当は自己愛と自信の裏返し)を昇華すべく物語を存分に書いたのだろうか。

 

とにかく、今後のドラマの展開はさておいて、一層華やかになるだろう衣装は大いに楽しみだ。

 

 

ブライダルベールとのお付き合い

ブライダルベールは日陰に

南向きの庭は良し悪しで、ガンガン夏の日差しを浴びれば花もくたびれるというもの。

おまけに我が家の庭は、西日もまともに照りつける。

 

 

今年は早々にハナミズキの木の添木にぶら下げてみた。

 

おかげで葉焼けすることもなく、伸びてくる。

それをまめに切り取って、水挿して室内に置いておく。

 

ガラス越しの明るさで可愛い小花が咲く。

10日もすればこのようにびっしりと根が!

 

それを今度は鉢植え。

決して直射日光を浴びない場所に、ただし日差しの明るさは必要。

 

 この調子で秋までブライダルベールとのお付き合い・・

 

ジャコウアオイの白とピンク

麝香葵は目立たず咲く方が似合っている

 

昨年の夏の終わりに3株、今年春に3株、近所の空き地から頂いて地植えした株です。

我が家の庭の片隅で、「もう大丈夫」と言わんばかりに次々と咲いてくれます。

 

6月初め、例の空き地を通りかかったら、草刈りがしてありました。

ちょっとショックでした。

 

ところが7月に入ったら、いく株か葉が伸びて、今はちゃんと花を咲かせています。

多分十数株残っています。

良かった、良かった・・・

   この隣の空き家の玄関脇の空き地にもっと咲いている。

私みたいに空き地からこそっと引っこ抜いたりしないでも、ネットでもちゃんと苗を売っています。

夏の間、秋にかけて、庭植えのジャコウアオイがどのような状態になるのか、花柄摘みをしながら、観察します。

キングダムの山﨑賢人くんと清野菜名ちゃんが好き

「キングダム 大将軍の帰還」 星5です!

2時間半の長丁場、氷の溶けたコーラのみで堪能した。

今回は戦い場面がものすご〜く迫力があった。

王騎将軍の大沢たかおさんはレビューでベタ褒めなんで、今更何をか言わんや。

 

あえていうなら、最後の、咸陽を背にした馬上の信はやっぱり最高だった。

 

清野菜名/羌カイの戦闘シーンは以前よりずっとずっとすごかった!

やはりあの衣装がいい!

 

 

 

 

 

 

エンドロールのメイキングフォトも実に良かった。

絶対見るべし!

 

で、どこかのレビューで、5から7があるらしいって書いてた人がいた。

確かに、今後の展開あるでしょう、みたいな終わり方だった。

なにしろ1から3まで大沢たかお/王騎将軍の陰に隠れてはいたものの、なぜか気になる存在だった騰/要潤・・突如、動いたんだよね。

おおっ・・て声を出したいくらいに強かった!!!

役作りが完璧だったなあ

 

 

小栗旬の李牧がいまひとつ不評だったけど、あれはきっと今後の展開で蘇るに決まってる。

だって山崎賢人要潤が、王騎の敵討に李牧/小栗旬と武神龐けん/吉川晃司と戦わないと収まらないじゃないか。

実は原作未読なので、展開を知らないで勝手に想像・・

 

それと映画キングダムでは李斯が出ないんだよね。

原作ではどうなっているのかな?

 

とまれ、ある筋笑で今朝確かめたら、「5の撮影始まってるよ」とのこと。

 

ああ、来年夏、また観られると思うと楽しみでしょうがない。

紫式部という人

函館も暑くなってきた

3日前くらいから就寝前の室温が26°前後になり、起床時の外気温が20°を超える日が出るようになった。

それでもまだ日中の室温が28°になることはなかったが、

昨日午後4時に28°になって、初クーラー。

 

冬仕様の断熱の効いた家なので、日中上がった室温は夜間になっても下がらないということを

昨年思い知ったので、夜のために、室温は下げておくべし!

 

で、日中はダラダラしつつ、本読みとかラジオの聴き逃し。

 

NHKの古典講読はお馴染み!島内景二先生の「名場面でつづる『源氏物語』」

 

で、本読みは同じく島内景二先生の「新訳 紫式部日記」。

 

というのもHNKの大河ドラマ「光る君へ」を(夫は完全に我慢して!付き合ってる。理解するよ)見るためには、「紫式部日記」を読まざるを得ない。

紫式部日記」は以前の古典講読でも聴いてはいたが、あまり本気では聴いていなかった(すみません)

  

    原文にもルビがふってあって、肩肘張らずに読める

 

というわけで、

・古典講読「名場面でつづる『源氏物語』」

・「新訳 紫式部日記

大河ドラマ「光る君へ」

この3点セット、同時進行となった。

  

彰子入内の夜の衣装

先週は思わず「おお、なるほど」と画面を覗き込んだ。

詮子皇太后の衣装の色合わせなども興味深かった。

女房たちが持つ扇などにも目が向くようになった。

 



「光る君へ」って実によく脚本ができているんだなあと、ここに至って感心している。

たくさんのプロがこの物語を一つのまとまりに仕上げようとしている熱量は、すごいんだろうな。

 

しかし、「えっ、道長さんの子ども? マジですか?」って先週はびっくり。

式部日記では、彰子に仕えるようになった式部が、道長の正妻倫子のことを「自分に対して棘がある」みたいなことを書いているから、こういう展開もありかも・・・

 

となると倫子の黒木華さんのこれからが楽しみではある。

 

紫式部という人をこのドラマがどのように描くかは、まひろが彰子に仕えるようになってからなんだろうな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャコウアオイの白花が咲いた!

ひっそりと咲くのが似合う

麝香葵と書くそうだ。ムスクマロウの呼び名が一般的らしい。

どなたかのブログでは、「写真旅行で北海道を回った時、自然濃いところで見かけたので野生植物なのかしらと思った」ともあった。

 

私が函館で見つけたのは、散歩途中の空き地の雑草の中だった。

数株、淡いピンク花と白花が入り混じって、一際可憐な様子だった。

初めて見た気がして、名前も知らない花だった。

 

何度か目に通った時、思い切って3株、引っこ抜いて持って帰った(すみません)。

 

昨年のことで、8月16日、「鉢植えした」とある。

多分秋深くなってから地植えした。

 

一冬過ぎて、春先にしっかり根付いていたのは一株だけだった。

 

今朝開花したのは、この白花だった。

 

まだ背の低い二株は、恐れ多くも今春、また例の空き地から引っこ抜いて、大切に大切に植えました。

 

庭隅のカワラナデシコミヤコワスレの隣に咲くのは正解だったと思う。

あとの二株もじきに咲くだろうが、何色かは分からない。カワラナデシコのピンクよりはうんと淡いピンク色のはずだ。

 

河原撫子、京都忘れ、麝香葵・・・なんか地味な感じ

花としては地味なんだが、二年前に新しい庭づくりを始めた私としては、宿根草であることが第一義なんだ。

毎年毎年、春、夏、秋・・と花を植え続けることはできないと思う。

 

こういう可憐な花が毎年忘れずに庭の片隅に咲いてくれたら最高です!

 

ひたすら走った・・(2)

小さな宿

美深町のほぼ真ん中ほどを、宗谷本線と天塩川が並行に走っている。

その天塩川を渡って開けた耕作地を5分ほども走れば、林の中にポツンと見えてくるのが、4日目の宿だった。

確か3組ほどしか泊まれないはず・・・

 

小さなホールに薪ストーブと図書コーナーがある。

並んだ本たちの背表紙がいい。

風の谷のナウシカ」の箱入り装丁本があった。

オーナーは

「僕はラピュタ派ですが、じゃあ奥さんはナウシカ派ですね」というようなやり取りも楽しかった。

 

カウンターの向こうのPCに流れる映像を眺めながら食事をして、ご主人と話したいくつかはとても興味深いお話だった。

奥様が作ってくださる夕食と朝食も文句なしにどれもおいしかった。

 

雪の景色はさらに美しいに決まっているが、さてさてどうやって辿り着けばいいのだろう。。

 

支笏湖ブルーの宿

6日目の宿は、支笏湖のほとりにある。

ほぼ隠れ家の雰囲気だ。

ここも確か5組程度しか泊まれないはず・・

その日の夕食と翌朝の朝食では、私たち夫婦とあと1組だけだった。

他にも泊客はあったようだったが、どなたとも合わなかった。

 

日本の秘湯

7日目、支笏湖からは一気に函館まで帰ることもできたが、この宿が日程に入っていた。

「日本の秘湯を守る会」の一つらしいのだが、詳しくない。

で、7つある露天風呂だが、私は見学だけしてきて内湯の温泉に浸かった。

ここまで辿り着くのに、落部川という大きな川に掛かった吊り橋を渡らなければならない。

ものすごく!怖い。

フロントで渡された木板にはクマ鈴がご丁寧に!2個ついているんですよね。

露天風呂に無事に着いても、マジで、クマ、来るかも・・・

内湯にも川沿いの露天風呂がついているから、ここでよしとすべし、私は。

 

広大な敷地の管理の圧倒的な見事さに感嘆した。

紅葉の木は一体何本あるのだろう。

翌朝のフロントでは紅葉の見頃を尋ねるお客さん、いましたね。