bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「家持の絶唱」

「悽惆の意(せいちゅうのこころ)ー詩の頂点」(山本健吉「大伴家持」) 家持が柿本人麻呂に触れたところ、見つかりました。(ああ、スッキリした) 「万葉集」巻17・3969 越中国守として赴任中、掾(じょう)であった大伴池主との書簡でのやり取りにあった…

大伴家持さんだって、やさぐれ時代はあった・・・

大伴家持の憂鬱 持統10年(696)太政大臣高市皇子死去、柿本人麻呂の長歌の中で最も長い「高市皇子挽歌」、この後官僚の大異動、藤原不比等(38歳)、持統朝の五大夫として政治の中枢に進出 (壬申の乱の時は不比等14歳)。 で、ですね〜 文武元年(697)持…

大伴家持の「詩」の始まり

NHKラジオ「古典購読 『歌と歴史でたどる万葉集』」 先週18日で45回目を終わった。 4、5回前から大伴家持を中心に据えて、お話が進んでいる。 1年間のお話が終わりに近づいている。 柿本人麻呂に始まって、大伴家持で終わると、私の中の万葉集は勝手にそう…

日差しに春がきた

2月18日、今朝7時の函館外気温0度! 今期、初めて外気温がマイナスでない朝になった。 函館で初冬を過ごす私には、これは記念日としよう。 昨日から不意に!ほんとに不意に! 日差しが明るく、長く伸びて室内に入ってきているのを感じた。 確実に春が来てい…

冬に礼文島の花を夢見る

なまタラの身って、はかない感じ 須田剋太画伯の中では、アラン島と礼文島は哲学用語なのだ、と司馬遼太郎は書いた。 NHKラジオ深夜便で「日本列島くらしのたより」というコーナーがある。 礼文島からのお便りが特に好きなのだけれど、いい加減な性格なもの…

イニシェリン島の精霊 2

映画「イニシェリン島の精霊」と司馬遼太郎の「愛蘭土紀行」 映画の感想で、司馬遼太郎の「愛蘭土紀行」のことを書いた時、 須田剋太画伯のことを「この旅を共にした」と書いてしまった。 私の司馬遼太郎さんの本は付箋だらけ。比喩表現とか、いろんなことに…

半袖Tシャツ着ています

雪の後始末 この三日ほどお日様が当たっているが、まだこれから降るやも知れず、第2ラウンドへの準備はしておかなければならない。 何しろ12月早々に積もり始めてから、一旦はおさまったかと思いきや、12月半ばからここに至るまで、ほぼ雪! 毎朝スマホで外…

緊張をはらむ

イニシェリン島の精霊 司馬遼太郎の『街道をゆく』の「愛蘭土紀行」、これは2巻になっているが、それを思い出した。 映画の撮影はゴールウェイに向かって「ワニのように口を開けた」湾に浮かぶアラン諸島の一番西側のイニシュモア島で行われたという。 otoc…

東京のお天気、良すぎるわ

久々の東京の映画館 函館便は夕方で、天王洲アイルのインドカレーのお店でお昼の待ち合わせだったから、映画を見ることになった。 朝イチでしか観られないから、有楽町のヒューマントラストシネマで9:35の回があるインド映画「エンドロールのつづき」。 「ダ…