ベルギーリネンってやっぱりいい
少しずつ残っているリネン生地は気がかりなもので、冬逆戻りの二日間、ミシンを出した。
この手提げ、お手本がある。
この「作り方」両開き、私みたいなお茶濁しの輩には、しばらく眺めてるだけで半日かかった(ずっと睨めっこしてるわけじゃない笑)。
しかも残り生地で作ろうってわけだから、色合わせも選択肢は限られ、生地寸法の制約もある。
で、まあ、なんとかお教えの通り?縫い上げてはみましたね。
「リネン」とはなんぞや
「亜麻の繊維を原料とした織物の総称。広義で麻繊維に含まれ〜」ということらしい。
古代エジプトとか、古代ギリシャ人やローマ人も、上質なリネンを使用したらしい。
エジプトのミイラを巻く布も特上の極細リネンとのこと。
現在はベルギーリネンとか、フランス産のリネンとかが代表的だそうだ。
「アイリッシュリネン」もあるらしい。
ケネス・ブラナー監督の映画「ベルファスト」(2022年)で、カトリーナ・バルフという女優さんが着ていた下着とか、多分、アイリッシュリネンがお手本なんでしょうね。
彼女の洋服、みんな素敵だった。
もちろん彼女が美しすぎるからでもあるが。
「イニシェリン島の精霊」(2023年)という映画も、役者さんが来ているシャツ類とか下着類、ベッドリネンはきっとアイリッシュリネンを思わせるようにしているはずだし、
大西洋の強風にあおられるから、上着はツイード、セーターはアランニットだな、きっと。
ちなみに、今現在はアイリッシュリネンは市場にはないらしい。。
以上、ここまで適当な!リネンに関する正確でない知ったかぶり。
リネン生地の通販「生地の森」
ここでは、私はまだベルギーリネンしか買ったことがない。60番手と40番手、その2種類。
どちらも、カーテン生地として使った。
手提げに使った生地は40番手で、カフェカーテンや小さな間仕切り用に使った生地が、中途半端に残っていた。
ちょっと今、作ってみたいなと思っているのがリネンのワイドパンツ。
昨年夏、無印良品のリネンイージーワイドパンツを履いたら、いわゆるハマった。
家の中はもちろんだけど、去年の酷暑ならちょっとの街着くらい、オフホワイトとスモーキーグレイの2本、これで済ませられた。
問題はくたびれ感が意外に早い。
お値段からすれば至極当然で、2シーズン持たせようというおばさん根性が怖い!
「生地の森」でベルギーリネン40番手で作れば、費用は高くなるのは分かっているが、
あの手触り感と色味は捨て難い。
糸選びもちゃんとしたい。
しかし、挑戦する価値はある!はず・・・