4月25日〜26日 ラジオ深夜便「謎解きうたことば アンコール」
昨夜、何気にラジオから流れたのがこの会話、
「〜〜〜陽水さんに、どうぞどうぞ〜〜〜」
どうやら「白い一日」の歌のことのようである。
だれ?この人・・・
そこから一気にとても!とても!とても!素晴らしい2時間近くを過ごしてしまった。
小椋佳さんだったのです。
2018年8月18日の放送をアンコール、編集しての放送、聞き役は金田一秀穂さんです。
小椋佳さんは10代頃かな(聞き逃した)、寺山修司の家に出入りしていたのだそうです。
ちっとも二人は結びつかないです。
寺山修司の自宅で開かれていた詩を読む会みたいなところに、小椋佳さんは引っ張り込まれていたそうです。
会の間に歌を作って、会の終わりに披露する、こんな感じのようです。
多分、才能は才能を嗅ぎつける?ということでしょうか。
「愛燦燦と」「夢芝居」
あまり歌のことを知らないので、実にびっくり仰天!!!
「歌を作るのは、僕には日記のようなものですから、できてしまえば、もうそれで終わりみたいなものです。どなたが歌うとか、あまり、僕には関心はないですね。」
いい歌ができてしまえば、自分にとってはそれで終わり、日記をどうのこうの覚えている人はいませんよね、と小椋佳さんはそんな風に言うのだ。
「さらば青春」の歌についてのお話も刺激的でした。
小椋佳さんはほぼご自分でタイトルとかつけることはないそうで、確かに、日記にタイトルをつける人はいない。
で、美空ひばりの歌としてはどうだろうか
実は美空ひばりとかあまり関心がなくて、ひばり晩年の代表作と言われる「愛燦燦」は勝手に耳に入ってきたようなもので、どうしてこの曲がそんなにもてはやされるのか分からなかった。
ひばりさんに似合っていなかった感じがした。
それが昨夜、小椋佳さんが歌う「愛燦燦」を聞いたら、ああ、これだったんだ、と納得した。
つまり美空ひばりの「愛燦燦」は、小椋佳、美空ひばり、二人の預かり存ぜぬところで一人歩きをした歌なのでしょうか。
良き時間は無知が引き寄せる
今朝方、夫に話したら「みんな知ってる話だけれど」とのお返事。
私だけが知らなかったみたいだね。
知らないということは、ある意味幸せなこと。。。
それにしても、小椋佳という男の人は、なんと言おうか、魅力的だったなあ〜
井上陽水とか桑田佳祐とか、本当に聞き飽きるくらい聞いたけれど、魅力的な人と思ったことはないなあ〜この違いはなんなのか?
そういえば夫が言っていましたね。
過去にいい放送や映像がたくさんあるんだから、こういう時期にそういうのをアンコールしたらいいはずなんだけどなあ〜