細かなことはどうでもいい、素直に「浅田家!」に浸れる映画となっていた。
つまり、レビューではテーマがどうとか、リアリティが、説明が・・・みたいな不首尾を述べられる方もおられるが、この二人の写真のようにみんなが普通に暮らしている感じが、自然に伝わってきて、度々涙が流れた。(ウン?ずっとハンカチ握ってたかあ〜)
注:「普通に」ではない状況が人の暮らしにはあるけれど、過剰でもなく時間の流れの中に普通に置いて、家族や人との交流を「掛け値無し」の状態で映していた。
パンフもなかなかのものである。ぜひ買うべし。
菅田将暉くんの件
いろんなドラマや映画やコマーシャルで見かける菅田将暉くんでは、全然、なかった。
主役級の他の役者さんたちに敬意を表しているのかと思ったくらいに、その存在感を消していた。
思うに、これは彼には荷の重い配役だったのではないかなあ。
やっぱり、二宮和也くんには誰もなれない。。。
ニノのいろんなヘアメイク、おひげ顔、が楽しめるのも嬉しい。
妻夫木聡、平田満、風吹ジュン、黒木華、さすがなのは自明の理!
やはり映画は映画館で観るべし!!!
ついでの「罪の声」
予告編を観た。
ユーチューブの映像を見た限りでは、いつものパターン映画かと期待値は低めだったが、劇場で予告を見たら、気持ちが全然変わった。
で、またまた愚痴になるが、8:30家を出て、広島11:20の初回を観て、昼食、帰宅は5時前。
洗濯物の取り込みに間一髪(山の暮らしでは、洗濯物は4時前には取り込みたい)。
高速料金をケチって、この「罪の声」をよしんば松江に見に行ったとしても、往復5時間近くは運転になるのは同じこと。
くれぐれも言いたい。
田舎暮らしを選択される方で、「映画館で映画を見たい」希望が高い人は、ちゃんとしたミニシアターが近場(車で往復3時間までの範囲)にあるか、シネコンはちゃんとまともな映画をかけているか、そこのところを調査したほうがいいと思うよ。