明日封切りの「浅田家」、広島へ観に行きます
映画.comで「浅田家」の中野量太監督のインタビュー記事が載っていた。
二宮和也くんの、どこか寂しさ、憂いを感じさせる雰囲気がお好きだと言っておられた。
私、二宮くんはその顔の造りがそういう雰囲気を感じさせるのだと思うが、実際の彼は、「真っ白な陶磁器が〜」みたいな人じゃないかと、勝手に!思っている。
妻夫木聡に対しても、本来は「何にでもなれる」、そういう役者の真っ白さを持った人じゃないかと、同じく勝手に!思っている。
以前、予告映像から拝借した写真
菅田将暉くんの悪口を言うのではないけれど、彼はその真っ白さを感じさせないんだよね。
いっぱい持ちすぎているのだろうね〜
この前の星野源のドラマ MIU404で見せた、あの悪の演技は相当なものだったが、私的にはあまり自分を切り売りしないほうがいいのにと、気の毒に思う。
脚本が、監督が、役者さんを思うように仕上げていく、勝手に!そういう役者として二宮くんと妻夫木くんを大好きなのであります。
ついでの願望
しつこいけれど、高村薫さんの「土の記」を妻夫木聡と深津絵里ちゃんで、どうしても観たい!
あの本の通りでなくていいから、年齢設定とか変えてもいい。
*「土の記」は本で!完結する。映画にしたいというのは、その一部分を切り取ってもらいたいんだよね。
古い家の縁側にノースリーブの夏ワンピを着た深津絵里ちゃんが、日焼けした素足をのぞかせ、ブラブラ振っている。
段々になった幾枚もの田の畦道を、遠く登ってくる妻夫木くんを見ている。
真夏の昼下がり、汗ばんで、サンダルを引っ掛けた絵里ちゃんが、裏山の薄暗い小道を駆け上がっていく。
妻夫木くんの想像の中のシーンだけれど、幾度も幾度も現れては、妻夫木くんをいっそう無口にさせる。
「悪人」コンビのあの二人を、私はもう一度見たいと切に願う。。。