見慣れた川の水の流れも、心なしか冷たそうな朝になりました。
今朝の役場前、19度の表示でした。
4、5日前から道端の葛の花を美しいなあ〜と気にかかっていて、今朝は写真に撮りましょうと思ったけれど、残念ながら少し遅れてしまいました。
至る所で木に取り付いてはびこる葛は、厄介者ではありますが、ひっそりと目につきにくい陰で咲いている葛の花は、美しいものです。
秋の七草の葛の花、桔梗、なでしこ、ふじばかま、私の目にする場所では、もう終わりましたね。
おみなえしは場所を選ぶのか?、咲くところは知っていますが、いつもの道沿いではありません。
ススキや萩の花は、これからしばらくは顔馴染みとなります。
代わりにつゆ草を撮りました。
毎週金曜日の夜にNHKの BS時代劇「蛍草 菜々の剣」というドラマは、先週終わってしまいました。
NHKの「透明なゆりかご」、映画の「3月のライオン」ですっかりお気に入りになった清原果耶ちゃんのドラマでした。非常に美しいドラマでした。
そのお話の中で、つゆ草を「蛍草」と呼んでいました。
さて、「犬を愛した男」ともお別れです
少々忙しい秋になりますので、ちょうどいいと言えばいいのかもしれません。
夏の終わりを、ある意味、濃密な時間をもらいました。
ジャンルというか、雰囲気の全く違う本の中で、私的にここ近年では、
高村薫「土の記」 *「我らが少女A」より「土の記」を取ります
稲見一良「ダックコール」
レオナルド・パドゥーラ「犬を愛した男」を挙げます。
そんなにたくさん本を読みませんし、新刊とかにもあまり食いつかないので、これは私の読書歴の一端です。