この文庫本はどうやら中古品しかないらしい・・・
昨夜まで気がつかなかったけれど、NHKラジオの朗読で山田風太郎の「あと千回の晩飯」を朗読放送していたらしい。
聴き逃しで昨夜、(1)を聴いた。
で、思ったのはこれは文字で読んだ方がいいかもしれない。
朗読はとっても!上手くてなんら不満はないのだけれど、
例えば、多分「病兆ではなく老兆」だと思うのだが、読み聞かせされて、そのまま脳内で漢字に置き換えて聞き続けるのは、山田風太郎の場合、少々無理があるのじゃないだろうか(私の場合は、です)。
朝日新聞の連載だったらしい。記憶にはあるけれど、その当時読んでいなかった。つまり、私は若かったのです。。。
関川夏央さんの『戦中派天才老人 山田風太郎』を読んでいないのだが、関川さんが書いた他の著作の中で山田風太郎を知ったから、「戦中派焼け跡日記」を読んだと思う。
山田風太郎のミステリーとかの書き物には全く縁がないけれど、「戦中派焼け跡日記」を読んだあと、すぐに「人間臨終図巻」に飛びついた。
私が思うには、これは実に楽しい本だ。
できることならどなたの書棚にも並んでいてほしいと勝手に想像するくらいのモンである。
これは段ボール詰めにしないで、出してある。
でもって、関川夏央さんは山田風太郎さんをまねた?らしく、つまり敬意を持って?以下のような本を書かれているらしい。
私は、関川さんの本をどうやらあまり読んでいなかった。
この本には山田風太郎の晩年のことも書いてあるのだろうか?
いえ、晩年とお呼びしては恐れ多いと思われて、書いてないかもしれない。
いや、あえて書く、という可能性はある。そういう敬意の表仕方を関川さんならするかもしれない。。。
でもって、今日のいいことは、読みたい本が見つかったこと。
アマゾンさんで計4冊購入・・・ああ、神田の本屋さん・・・いいなあ・・・
ホントはもう本を気安く増やしてはいけないのだが、文庫本なら、ね。