bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

「ぼくのお日さま」

五稜郭、シネマアイリス(10/20)

監督の奥山大史さんは26歳という若さで、商業映画デビュー作です。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品作です。

 

「アイスホッケーが苦手で ことばがうまく出てこない少年。

 選手の夢を諦め 恋人の地元でスケートを教えるコーチ。

 コーチのことが少し気になる フィギアスケート少女。

 

 田舎町のスケートリンクで、3つの心がひとつになって、ほどけてゆくー

 雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋たちの物語。」

 

 

パンフレットの言葉どおり、それ以上でもそれ以下でもないのですが・・

観る人の心もゆっくりとほどけて、静かな時間を過ごせた映画でした。

光が美しく、印象的な映画です。

 

   

   

 

映画は本当にこの3人だけを追っていて、なおかつ、言葉も必要最小限です。

もう一人、若葉竜也さんという俳優さん、ガソリンスタンドで笑いながらフロントガラスを拭く場面、スケートコーチ役の池松壮亮さんとの距離感というか、二人の雰囲気がすごくよかったです。

 

若葉竜也さんは、2021年秋、NHKのドラマ10「群青領域」で観た時、記憶に残った俳優さんでした。

 

私にとって、この映画の印象は、

台湾映画「非情城市」の監督・候孝賢が35歳の時のデビュー作?「川の流れに草は青々」を観た時と似ています。

 

あの映画も、とにかく美しい、そういう映画でした。

 

たまにはこういう映画をみて、毎日の生活感から離れてみるのもいいです。

 

おっと忘れるとこだった。

池松壮亮さんが運転する車(青いVOLVO240)すっごく雪景色に似合ってた。

フェリーに車を載せるシーンも素敵だった。

運転する池松壮亮さん、おしゃれだった。

タバコを吸う姿も。。。

 

北海道のロケ地、パンフレットにも詳しくは書いてなかった。。。