言葉遊びは、うんと子どものうちに鍛える
昨日の小2の読み聞かせには、宮沢賢治の「ツェねずみ」を読んだ。
時間が少し余ったから、あき びんごさんの絵本「したのどうぶつえん」を読んだ。
この絵本は、小2くらいにはウケると思うんです。
HIKARIちゃん 「ホントに、したのどうぶつえんって、あるの?」
私 「東京に上野動物園てあるでしょ」
HIKARIちゃん 「東京、行ったこと、ないもの」
私 「上野って駅から降りたら、上野動物園があるの。私が行った時、この絵みたいに、その門の横に、下に降りる階段があった気がするけど、行かなかったからねえ〜。そこから降りたら、したのどうぶつえんがあるんじゃない?」
読み聞かせの時間が終わっていたから、SAKAMOTO先生が教室に入ってきて子どもたちの提出物などを見ておられた。うつむいてノートなど見ていた先生の横顔がニヤニヤしていた。
う〜ん、HIKARIちゃん、あなたはホントに可愛いよ。
しかも、あなたくらい真っ直ぐ、聞き耳立てて聞いてくれる子はなかなかいない。
ぱんつぱんだ、たんぱんだ、じーぱんだ(ジーパンはいた、お兄さんぱんだ)
やかんがるー、かんかんがるー、らいろん、のこぎりん、
かばなな、かばちゃ(かぼちゃ色でボテボテカバ)
はいえなっぷる、うるさい、
ぴゅーまん(体がピーマン感満載のピューマ)・・・・・・・・・・・・
ぼろろば(体がツギハギで)
べんきょうしなさい、っていうサイもいるわけよ。
で、宮沢賢治は、どのように子どもたちの心に入っていったかは、なかなか掴めない。
けれども、あの美しい言葉の調べ、広がりの大きな不思議感、
こういう物語は、繰り返し繰り返し、子どもたちには読んで聞かせたいって、真実、私は思い込んでいます。独りよがりかもしれないけれど、ここは大目に見て欲しい。
子どもたちには、幸せな世界じゃないだろうか・・・