bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

そうだった・・・23歳

穂村弘さんが深夜便だと、寝つきが悪くなるよー

昨夜のラジオ深夜便穂村弘さんがお話になっていました。

その中で吉澤嘉代子さんの「23歳」という曲を紹介。

たちまちに、久々に、心が元気になっていく気がしました。

 

 ちゃんと言わなきゃ
 夢を叶えるためには夢から覚めなくちゃ
 ちゃんと言えるよだけどいつか
 わからなくなったら思い出して
 23歳の君を
 23歳の君を 

 

大人の化け物?こんな歌詞もあったみたいな・・・

 

心の中はとても広いらしいのだけれど、大人のふりをし続けていると、ふつーに一般のおバカは、心をどんどんちっぽけなものにしてしまっている〜私がそうだ・・・

自分のバカに思いがいたると、やっと正気に返って、頑張ってよ!って自分を励ますことができる気がした。

 

「そんな海はどこにもない」

この歌も聞かせてくれた。これは穂村さんの歌詞なのだそうです。

〜そんな海はどこにもない〜

この言葉の響き、とても綺麗です。

 

で、穂村さんが紹介された友達についての短歌ですが、若山牧水の歌、あの感じの歌は知らなかったか、読んではいても気に止まらなかったか、意外なお話でした。

石川啄木とか、宮沢賢治とか、太宰治とか、東北の詩人、物書きさんは、どこか共通項があるのじゃないか、そんなことも考えた。

だから、石川啄木とか、賢治とか、太宰のデリケートな部分を、穂村さん、もう少し、上手に表現してください。

牧水とか、白秋とか、明るい。だって南の人だもの。

 

ついでに思い出したこと。

オツベルと象」だけれど、子ども絵本向けに言葉を選んだ本、これを子ども達に読んでやってもいいのだろうか?

賢治が選んだ言葉は、もっと不思議が漂っている。

このことは、賢治の絵本は、本来子ども向けではない、ということ、つまり、あれは、賢治の賢治自身への物語、大人向けの物語、大人の中の子どもに向けての絵本・・・

美しすぎる不思議感・・・これは本来の賢治の言葉でないと、味わいが少し違ってくる。

 

〜そんな海はどこにもない〜

この言葉、いいですね〜