穂村弘さんが深夜便だと、寝つきが悪くなるよー
その中で吉澤嘉代子さんの「23歳」という曲を紹介。
たちまちに、久々に、心が元気になっていく気がしました。
ちゃんと言わなきゃ
夢を叶えるためには夢から覚めなくちゃ
ちゃんと言えるよだけどいつか
わからなくなったら思い出して
23歳の君を
23歳の君を
大人の化け物?こんな歌詞もあったみたいな・・・
心の中はとても広いらしいのだけれど、大人のふりをし続けていると、ふつーに一般のおバカは、心をどんどんちっぽけなものにしてしまっている〜私がそうだ・・・
自分のバカに思いがいたると、やっと正気に返って、頑張ってよ!って自分を励ますことができる気がした。
「そんな海はどこにもない」
この歌も聞かせてくれた。これは穂村さんの歌詞なのだそうです。
〜そんな海はどこにもない〜
この言葉の響き、とても綺麗です。
で、穂村さんが紹介された友達についての短歌ですが、若山牧水の歌、あの感じの歌は知らなかったか、読んではいても気に止まらなかったか、意外なお話でした。
石川啄木とか、宮沢賢治とか、太宰治とか、東北の詩人、物書きさんは、どこか共通項があるのじゃないか、そんなことも考えた。
だから、石川啄木とか、賢治とか、太宰のデリケートな部分を、穂村さん、もう少し、上手に表現してください。
牧水とか、白秋とか、明るい。だって南の人だもの。
ついでに思い出したこと。
「オツベルと象」だけれど、子ども絵本向けに言葉を選んだ本、これを子ども達に読んでやってもいいのだろうか?
賢治が選んだ言葉は、もっと不思議が漂っている。
このことは、賢治の絵本は、本来子ども向けではない、ということ、つまり、あれは、賢治の賢治自身への物語、大人向けの物語、大人の中の子どもに向けての絵本・・・
美しすぎる不思議感・・・これは本来の賢治の言葉でないと、味わいが少し違ってくる。
〜そんな海はどこにもない〜
この言葉、いいですね〜