小2に小泉八雲ですか?
昨日の読み聞かせは「耳なし芳一」を、河出文庫「小泉八雲怪談奇談集」でそのまま読んだ。
「今日は絵のない本を読むから、お耳だけ聞かせていたらいいよ。机にお顔を伏せて聞いてもいいからね。」
20分間、これが意外と大人しくしていたのですよ!
最後まで読みきりました!
手遊びが始まった子もいるにはいたけれど、最後らへんから、ああ、耳なし芳一だ、っていう空気が広がったのが伝わってきた。
そりゃあ文庫本の「耳なし芳一」の前段なんか、小2には多分、チンプンカンプン。
でも、「耳なし芳一」のお話はあんな風なんだ、っていう感じ?それが記憶のどこかに残っている、そのことでいいと、私は思うわけであります。
まあ、独りよがり?
読み聞かせって、そうじゃないんだよっていう意見もちゃんと聞かなくちゃあいけない。
自分の感じ方だけで押し通すのは、私の、最大にして最強の欠陥!
グリム童話は厄介だ
先週はグリム童話の「ハーメルンの笛吹き男」を読んだけど、ちょっと気になっている。
ネズミが一斉に川で溺れて死んでしまうのは、小さな子どもたちはただその通りにお話を受け取るだろうけれど、人間の子どもたちが130人も町から一斉にいなくなってしまう、このことをどんな風に心にしまい込むだろうかって、考える。
まあ、「ホントは怖いグリム童話」ってう先入観があるから余計なことを考えてしまうのであって、「耳なし芳一」みたいに、「お話」はこうなんだよって、読んじゃえばいいんだ。
「ラプンツェル」を読もうかなあって思っているのだけれど、あんまり気味の悪いお話ばかり続けて読むのはやはり、やめておこう。
落語絵本の「まんじゅうこわい」とか「ばけものつかい」とか、こっちにいこう!
こういうのは2回でも3回でも、大好きだからね!