今年はお米の出来が悪い
昨日話したKさんとのやりとり
「畦や畑の草刈り、この暑さ続きで、大変でしょう」
「今年は出来が悪い。稲の穂が低い。
いつも一つの穂に150くらいは実が入っとるに、今年は100、いかンような気がする。」
150粒はもしかしたらKさんのサバ読みかもしれないが、明らかに稲の実入りが少ないらしい。
長い梅雨の日光不足が稲の光合成に大きな影響を与えたことは間違いない。
この写真は借り物ですが、この稲の花が実になるのですね。小さな小さな白い花です。健気な花です。
Tくんが言いました。「絶対に、稲の花に触ったらいけないんだよ」
九州の豪雨で田んぼや畑の被害は甚大なものだろうし、豪雨被害のなかった地方でも、日照不足と、そのあとのこの高温続きだから、秋以降、農産物の心配は現実的な話だ。
秋刀魚も報道のごとく、農業、漁業、自給率が圧倒的に低い日本の食糧事情は、地球規模の気候変動の影響をもろに受けるに違いない。
あちこちで不況の中、カップ麺等の会社は営業成績が70パーセント増みたいなところもあるらしいが、これだって小麦が入ってこなくなれば、営業成績どころの話ではない。
この村のおばあちゃんたちは言っていた。
「あの戦争」のときだって、食べ物に困ったことはなかったそうだ。
ちゃんとどぶろく作って、検査が来そうになると、どぶろくの隠し場所が村のあちこちにあったそうだから。
どこの集落でも、山の上までちゃんと耕されていたことは、今でもその名残を見ることができる。
結局、最終的には土地を持って、自分の食い扶持を自分で賄う、これが基本だ。
別に「いいよ」って話かもしれないが、どこかで避難民が溢れたら、「いいよ」では済まない。
そんなこんなで、函館に行ったら、市民農園を借りてジャガイモとか作ろう、って思ったことでした。ホントかいな・・・
青い空の機影
こうしてpc前に座っている午後、山の上の空では戦闘機が爆音を響かせて飛んでいます。
1、2秒です。あっという間に轟音は消え去ります。
そうしてまた次が、あっという間に響き渡ります。
自衛隊の訓練でしょうか、米軍の訓練機でしょうか。
中国が昨日ミサイルを撃ったらしいし、きな臭さは山の上の空にだって迫っています。