bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

「〜悲の器 あは雪すくひ来たるを〜」

積雪2センチくらいかな

慌ててフード付きダウンを出しました。

ついでに今朝は、滑り止めのついた長靴で出かけました。

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     スマホを持って出かけなかったから、こんな雪の写真になってしもうた泣

 

私の姿を認めると、遠くから「おはようございまあ〜す!」

珍しいこともあるもんじゃ。

ご機嫌よろしくないときは、おはようの挨拶も

「オとハとヨとウとでございます」みたいな日もある。

 

「傘を差しなさいよ。頭が雪かぶってる」

「子どもは風の子、大人は竹の子」

朝から絶好調です笑

 

「雪が降るとそんなに嬉しいんだ」

「当たり前!テンション、上がるよ」

 

確か、この間の「チコちゃんに叱られる」で、子どもは無駄な動きが多いから肩こりしない、みたいなことを言っておりましたが、

お言葉通り、会館のスロープに寝転がったり、わざと滑ったり・・・

                        ホント、バカだね、ガキンチョは・・・

 

で、昨日のハタハタの唐揚げですが、Tくんは半分、つまり2匹は食べたそうです。

 

昨日夕方7時、夕食の準備は整って、夫の帰宅を待つのみですが、

こういう自分の時間のようで、自分の時間ではない時間、

そんな時、pc前に座ってメールとか、開かないでおいたページを見たりします。

 

昨日は久しぶりに「うた日記」を数回ぶん(毎日更新なので)、読んでおりました。

リビングに入ってきた夫、

「どうしたの?こんなシ〜ンとして」

 

「うた日記を読んでるんじゃワイ。

短歌をザワザワ、鑑賞する人はおりません!」

 

歌を「死ぬ思いで」(太宰治風に言えば?)詠んでいる人もいることを、ときどき考える・・・

「うた日記」はここずっと小池光氏の短歌を鑑賞(この言葉は適切ではない)していますが、昨夜のようにまとめて読ませていただくと、小池光という人が立ち上がってくるような気がしました。

 

  いちめんに椿の花が落ちてゐて来りし犬は憂いをかんず  『草の庭』

 

この歌は、いいなあ、と思いました。

人のみならず、犬も憂いを帯びた眼を飼い主に向けることがあります。

体温を持つもの同士にしか通わない「真理」、生きることは憂いそのもの。。。

美しさが、人の憂いを引き寄せる・・・

 

  どんぶりはまごふかたなき悲の器あは雪すくひ来たるを容れて 草の庭』

 

      以上、「うた日記」から教えていただいた小池光氏の歌