bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

函館シネマアイリスという名の映画館

海の上のピアニスト」&「はちどり」

    f:id:bull87:20200926073147j:plain函館市民映画館と名打っているのもなんとなくいい感じです

やはり、映画は映画館で見るべし。

このミニシアターは路地裏にある、その地味さ!それもいい!

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先週1週間は阪本順治監督の「一度も撃ってません」がかかっていたのに・・・残念

今週は「はちどり」「海の上のピアニスト」「パブリック図書館の奇跡」「真夏の夜のジャズ」と、どれも観たい映画ばかりだ。

函館3泊(観光ではない)、東京1泊の日程だったので、二本しか観られなかった。

 

「はちどり」は慎ましく、淡い色合い

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去年話題の「パラサイト」に共通の、韓国社会の抱えたテーマみたいな見方もあるやに聞くが、私にはただただ少女の心模様と見えた。

丁寧なカットの光の入れ方がきれいで、14、5歳の女の子の美しさに見惚れてしまう。

 

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こちらはピアノの音の美しさと、なんだか不思議な人模様に圧倒されるようでもあり、また、ぽつんと孤独な心を覗くようで、心の奥がし〜んとしずまった。

この2本、どちらも観られて良かった。

これだから映画好きの人は春から大変だったと思うよ。

 

10月2日は絶対に見たい「浅田家」が封切りだ。

20日過ぎには「罪の声」も封切りのはずで、こちらも観ておかないとね〜

 

愚痴を言えば、「浅田家」、出雲のシネコンではかからないので広島まで行かないと観られない。

ああ、島根県、こんなことでいいのだろうか。

なおかつ、石見とは、なんぞや!

羽田発8:40しか飛ばないのだから、東京からその先に行った者が帰るには、無駄に東京1泊せねばならない。だってハッキリ言って、東京でうろうろ楽しむ気にはなかなかなれない。

 

でもって、午前10時半の陽光の中で見た萩・石見空港の柿本人麿の歌碑

    石見のや高角山の木の間より 我が振る袖を妹見つらむか

見慣れた歌のはずだが、私はしみじみと眺めた。

持統帝の宮廷サロンで想像力だけでつくった歌じゃない、これは辺境の!石見のどこかで歌われた歌だ。

石見で暮らしたら、実感する。