今日は天皇賞、当然外仕事は休みます
「土日は、休もうぜ」と、夫。
金曜日に、ホント!どこかの誰かが見てたとしたら、
「あの夫婦は、何しとるんじゃ」と訝しく思ったに違いない。
家の左横の薪ラックは、そもそも3個並んでいたのだが、それを4個並べられるということになって、ひとラックのサイズカットが済んだものから、ずらして2個目を満杯にしたところで、あることが発覚した。
4個きちんとラックを並べたら、奥の部屋から出ているFF暖房の排気口におあつらえ向きに!ぶつかることになるのだ。
これは正式には薪ストッカーというらしい。
「師匠、ちゃんと測って算段したんスか」
「ばかやろう、計算上はそんなはずはなかった」
「初めのラックをもう少しずらすしかないじゃないんスか。
薪をもう一回出して、ラック、設置し直す方が先々の安心と違いますか」
師匠は渋々己の算段ミスを認めて、私の提案に乗ることにした。
賽の河原を積み上げるようなもの
せっかく積んだ薪を下ろして、ラックを空にし〜の、ラックの足を乗せる土台石をずらし〜の、また薪を積み上げる。
これを2ラックやって、今度はちゃんと排気口の位置から30センチばかり間隔を開けて、残りの2つのラックの土台石をしっかり位置を決めて!設置した。
腰が痛いのなんの、なおかつ、右に置いた薪を左に積むという繰り返しの作業で、私は目眩がしそうだったよ。。。
「峠が朧げに見えてきましたな、師匠。
あとは、裏に積んである薪をカットしてラックに乗せたら、裏の廃材とかの整理も済ませられるから、ここは峠が見えるというもんじゃないんスか。
前と裏のラックに乗せてある薪のカットは、秋になってからすれば良いだもの」
「お前は修行が足りん。そもそも、薪の総量に比して、ラックが足りんのじゃ。
大体があといくら薪の発注をすれば良いのか、そうしたら、その足りない分の薪置き場を確保せなならん、ここが一番の眼目なんじゃ。
そのための作業をしとるんじゃ。
秋になったらカットする薪の心配なんかはいらんのじゃ」
ん、ダス。
峠はもう一つ、そびえとる。
いや、越える峠は、次から次と向こうに姿を表す。
薪ストーブとは、かくも偉大なり!
誰が・・・薪ストーブとか、言ったんだろうか。。。
今となっては、私は、思い出せない。。。
今朝、歯ブラシをくわえて夫が見てるスマホが、チェーンソーの画像だったので、私は笑った。
「チェーンソーは、ないよね」
「今更この時期になって、長さを指定した薪が手に入るかどうか、だな」
遊びをせんとやうまれけん、戯れせんとやうまれけん〜〜〜