函館 シネマアイリス
なかなか余裕がなくて、やっと観に行った。
シネマアイリスでは、再上映でずいぶん長くやっている。
帰って夫に言いました。
「あなたは観に行かなくて正解。いずれうんと暇になったら、アマゾンプライムで観られるから。」
どう言ったらいいのか・・・
アカデミー賞の外国語映画賞の去年の映画は、デンマークの「アナザーラウンド」だった。
この時に感じた、同じような、う〜ん・・・
人の生きにくさとか、人同士の微妙な違和感とか、そういうものを、私は映画で見たいとは思わない人間なので、「ドライブ・マイ・カー」も、まあ、そうか・・・って感じだった。
「人はみんな、お母さんと同じように感じたり考えたりはしていないんだよ」
高校三年生の時の息子に言われた言葉だが(結構ショックでしょ!)、そういうことなら、私は私で、好き嫌いを言ってもいいわけだ(居直る)。
なんといっても、この赤い車(「サーブ900」って言うらしい)がいい。
それと、三浦透子さん。
存在感というか、嘘っぽさがないというか、すご〜くいい感じだった。
彼女のタバコ姿が、これまた、いい。
赤い車と、三浦透子、3時間に及ぶ長さを感じさせなかったのは、、この二つがあったからだ、というのが私の結論。
ついでに、北海道に渡るっていうんで、多分新潟あたりの「コメリ」で防寒コートを西島秀俊が買うんだが、この辺りから、なんかドラマが破綻していったかな・・・?
そういう違和感が残る。
村上春樹さん、私は読みませんが、村上さんの世界に合わせた映画なんですか?