沢ふかく山女うとうと望の月 廣野稲
この歌、「うた日記」で知りました。
「山女」夏の季語、「望の月」秋の季語だけれど満月と捉えればよいとある。
映像を広げてくれる句だなあと、しかもその映像が、あろうことか「キングダム」の長澤まさみちゃんを連想させたのです。
「山の民」の王、楊端和。
今朝の「うた日記」でも、
「芭蕉の俳句作品には、紀行文の中で鑑賞すべきものが多々あるので、注意を
要する。一方、蕪村句は、一句独立した作品として鑑賞してよい。」とある。
*もう少しわかりやすく考察されていますが、ここだけ抜粋させていただいた
「沢ふかく山女うとうと望の月」の句の前に何か詞書があったのなら、私は「キングダム」を連想することはなかったかもしれない。
してみれば、この句を「独立した作品」として、私は鑑賞したことになる。
たった十七音の俳句とは、かくも「生産性の高い」文芸と言って、お叱りを受けないでしょうか?
日本人の労働生産性は、ドイツ人に比べて低いそうですが(働き方の問題に関して)、生産性の低い日本人が俳句(短歌も)という短詩形を作り出したその生産性の高さを素人が享受できるこの文化とは、一体なんなのだ!
*勉強すれば説明してくださっているはずです〜すみません
楊端和の長澤まさみちゃんの美しさを見てください
そうしてこの句を思い出すこともあっていいと思います。
映画レビューでは賛否両論あって(全体では高評価)、これは当然あってよいことですが、お若い方々の映画とはなから拒否するのでなく、シニア世代にはかえって見てもらいたい映画だと思いました。
一種、カルチャーショック系? でも、映画見たあ〜って満足感があります。
当然!山崎賢人くんの前途を応援しましょう!!!
*連休中にもう一度見ておきたいけれど・・・
映画見に行くのって、山の中に住んでると1日がかりのイベントになるわけで・・・