「事件」を「事故」にして騙し続ける正体の輪郭に近づいていくのがわかる。
「貴方は本当の事実がわかった時、それを書くつもりか」と聞かれた。
私は逆にその真意をはかりかねたのだが、当然そのつもりだと答えた。あれは、自分たちは知っているのだ、ということを匂わせたようにも見受けられた。(「圧力隔壁説をくつがえす」157頁)
これは、2019年に早稲田大学で行われたシンポジウム「情報公開と知る権利ー今こそ日航123便の公文書を問う」の休憩時間に、参加していたA新聞社の論説委員とのやり取りのことだ。
のほほん生きてきた私みたいな人間には、結構ショッキングだ。
そうして次から次と、なんだか果てしないほどの丁寧さで、青山透子さんは疑惑の根拠を提示していく。
35年の長い旅路。
未だ終わらない。
「本当の事実」の意味するところが怖いほどだ。
ああ、世の中がきな臭い。。
えっ、岸田首相、アフリカに行ってるんだ、そいでもって、羽生田さんもどっか行ってたよなあ。。
自衛隊のヘリコプターの墜落の意味するところも、日本がどっかへ向かっているってことの証だもんなあ。。
安倍政権の悪事なんか、みんな揃って口を瞑って、そうして日本は憲法改正に向かっていくんだなあ。。
ここでも戦っている人がいることは知っている。
いやいや、戦ってる人って、いっぱいいる。
私なんか、中途半端に共感するだけだもんなあ。。
青山透子さんの公式ブログが更新されていた。
6月1日に判決が言い渡されるそうだ。
たくさんの情報公開請求の一つに過ぎないかもしれないが、針の穴一つでも開きますようにと、祈ります。