どうも、テレビのニュースも見なくなったよ、私は。。
つまりですね、あの方のお顔を拝見したくないのであります。
何を考えているのかわからないお顔、私のような単純バカには、ちょっとね。
でもって、もともとテレビとか面白くなくなって久しいわけだが、ニュースも見ないとなれば、夫婦二人の夕食後の時間はどうなるか?
というわけで、アッバス・キアロスタミ監督の連チャン鑑賞とあいなった。
まずは一昨日、一人で、ベッドにMacBookを持ち込んで、
おそらくず〜っと心のどこかにひっかかっていた「友だちのうちはどこ?」を観た。
美しい、これに尽きる。
「観る」には敵わない。
先週映画館で「護られなかった者たちへ」を見たが、ハンカチを押し当てて泣き通しだった。ああいう涙ってなんだろうね。
心の奥深くで、美しいものに触れて涙が流れているような、「友だち〜」は、そういう映画のようだった、私には。
(本当は「空白」を見たいのだが、こんな山陰の町では、見られないのであります。レイトショーで上映してるけれど、真っ暗な山道を走る元気はない・・・)
で、昨夜は夫も巻き込んで、「桜桃の味」観賞会になった。
二人とも、言葉が出なかったね。
なんじゃ、これは・・・
どういうこと?
う〜ん・・・時間泥棒?
渋谷のユーロスペースで10月17日から上映している。東京はいいなあ〜
私は黙ってお風呂に入りましたです。
で、つらつら思うに(どうせ思っても大したことない)、
つまり、「友だち〜」にしても、この「桜桃の味」にしても、イランという国で、低予算で、めちゃくちゃ抵抗した監督の映画?
まあ、今しばらくはAmazonプライムで、アッバス監督の映画を、こちらも意地になってみることにしよう。(夫は、勘弁してください、っていうに決まってる)。