bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

「ゴールデンカムイ」続編は進行中のはず

ゴールデンカムイ」の映画レビュー

アイヌへのリスペクト」とか「北海道の景色の雄大さ」みたいな感想が添えられているのが目立つ、というより必ず!

これは「キングダム」映画にはなかった現象?だなあ。

 

函館市の我が家徒歩5分ほどのところに「交流センター」みたいな建物がある。

そのビルの一角に図書コーナーがあル。

コミック「ゴールデンカムイ」31巻(貸し出し禁止)が並んでいるのは、

引っ越した2年前から気付いていた。

 

   

 

映画の予告映像が出てから、私、読みに通ったんだよね。

散歩がてらとか、スーパーへの買い物前に寄るとか、1時間で2巻くらい読める。

(ちゃんと居心地の良い小さなテーブルが並んでいて、勉強してる学生さんとか、PC広げてる人とか、お料理本読んでるバス待ちおばさんとか、新聞読んでる高齢者とか、で、必ず寝てるおじさん、こちらほぼ毎回見かけた笑)

 

31巻を読み終えたのは12月26日!

11月27日に読み始め、と日記にあるから、1ヶ月かけて読んだということになる。

    

これと並行して

司馬遼太郎さんの「オホーツク街道

以前に読んだが、網走のこと、どんなふうに書いてたか気になって引っ張り出した。

 

   

 この巻だけワイド版。やっぱりこのシリーズは普通サイズの文庫本で読むべし!

網走はさておいて、「ゴールデンカムイ」を読んだり観たりする人は、この「オホーツク街道」を読むのも悪くない。

 

北海道の風土や、古代から変遷を重ねて住み暮らしていた「オホーツク人」、アイヌの人々、サハリン島、その向こうの韃靼海峡の先の人々・・・

本州とは一味も二味も違う、あるいは比較にならないほどの遺跡の数々、

ある意味ミステリアスとさえ言える。

 

司馬さんの最後の言葉

「オホーツク人の正体につき、私の想像力では手に負えなかった。が、そのことに後悔していない。

 そんなことよりも、私どもの血の中に、微量ながらも、北海の海獣狩人の血が混じっていることを知っただけで、豊かな思いを持った。」

 

もしかしたら山崎賢人くんたち、この極寒の中、宗谷岬とかでロケしてるんだろうか?

積雪の荒野と荒れる白波のなかで、続編は今現在進行中なんじゃないだろうか。

 

まずは映画鑑賞!!!多分26日には観られる。。

 

ついでながら、韃靼海峡。。。この鮮烈な詩。。

  てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った  安西冬衛