bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

コードブルー

もしかして、「踊る大捜査線」みたいな・・・

きのう朝、7時に起きて来たパパが、

「映画、見に行く?」

「何か、やってる?面白いの」

「出雲でコードブルーでいいんじゃない?」

 

この土日、二人とも予定が入ってないので、

「8時、出発」

 

というわけで、スイスイ出かけたのですが、

国道で55キロで走っている車が・・・

「お願いですから、傍に寄って、道開けていただきたいのですが」

 

国道9号は滅多なことで、追い越しはかないませんのです。

山陰高速 悲願、みたいなことになってまして、

断片的に高速道路ができつつあります。

10時過ぎには着くと思ったのだけれど、55キロのせいで、10:20着。

 

なんとかギリギリ10:50のに間に合った。

 

お定まりのように、ずっと、泣いてたかも・・・

 

コードブルーとか、ああいう映画はあまり見ないのですが、

Y子も関わっているから、一応、敬意を表して・・・

で、予告で、

秋に堤幸彦監督の「人魚の眠る家」をやってたから、

これまたSくんに敬意を表して、見に行く。

 

ずっと昔の我が家

昔、Y子がまだ小学生だった頃、

火曜日9時からの「踊る大捜査線」は、

我が家の1週間の中で、結構なイベントの位置だった。

 

「お母さん、後5分だよ。」

お菓子やら、飲み物やら、準備万端整えて・・・

 

9時には寝なくてはいけないY子が、

唯一、火曜日9時からのテレビを見せてもらえる、

とってもとっても楽しい、待ち遠しい火曜日だったのです。

何かとぶつかり合う母娘でしたが、

この日ばかりは、一致団結、全てを協力して9時を迎えました。

 

ビデオデッキもない我が家で、

(壊れてから、買わなかった、あるとロクなことがない)

9時からのドラマなど見られないY子に、

踊る大捜査線」だけは、OKだったから。

 

で、このことを思い出すと、

コードブルーは20年後の「踊る大捜査線」かもしれないなあ〜

子どもに見せて、なんの懸念もないドラマじゃないかなあ〜

 

保育園児じゃああるまいし・・・

小学6年生になっても、中学生になっても、

Y子は9時には寝なくてはいけませんでした。

まあ、2階に上がって、漫画とか読んでたと思うけど。

 

お父さんに「Y子、もう9時だよ」と言われて、

「保育園児じゃあるまいし・・・」捨て台詞みたいに言って、

不承不承2階に上がって行くY子でした。

 

こういう子育てが良かったのか、悪かったのか〜

子育てに結論はないかもしれません。

 

でも、こういう時期に私は高村薫さんの「半眼訥々」を読んで、

子どもに対して「イヤなことはイヤ」という子育てをしていいんだ、

と、納得しました。

 

理屈では子どもにかなわない。

でも、未成年の子どもには、

大人は「イヤなことはイヤだ」と言うしかない、

高村さんはそのように書いていました。

 

だから、夜9時からやってるドラマなぞ、

見て欲しくないから、理屈抜きに、我が家はダメ、でやりました。

 

唯一、「踊る大捜査線」は、イヤじゃなかったと言うわけです。