ダンナのこだわりにウン十年、付き合ってきたわけです
昨日夕方、
夫「お風呂で手洗いしてみるかなあ」
私「おお〜!ヤル気になったんだ。 おしゃれ着洗いの洗剤とかないから、洗濯機で洗ったって、同じじゃない?」
夫「ンだな」
パンフをしげしげ読んでいる夫を見て、珍しく私も優しい気持ち? つまり、こういう場合は褒めて手伝う、台所を休んで二人で洗面所へ。
夫「洗濯ネットに、おっと、裏返しするんだ・・・ぬるま湯かあ・・・」
洗濯コードを変えるのを見せてあげて、いやはや、白ワイシャツ一枚洗うのに二人掛かりでした。
土曜日に会社の若い子の結婚式が広島でありました。
挨拶をしなければならないし、久々の結婚式だったので、夫は白ワイシャツを新しく買いました。
これもめんどくさいこと限りなし。
十日ほど前に「AOYAMAで買ったらいいじゃない」と言う私に、「絶対ヤダ」と言い張って、ネット検索、KIKUTITAKEOのネクタイとチーフのセット、白ワイシャツはKamakura Shirts.
で、このワイシャツ、土曜日の夜から居間の椅子にずっとそのまま、なにげ〜な感じで、洗濯場に行かないで、かけてあったのですよ。
「この綺麗な白が色落ちしないように洗わないとなぁ」
私「クリーニングに出すの」
夫「ダメだよ、クリーニングに出したら、ただの白になって帰ってくる。手洗いしろって書いてある」
日曜日、洗濯しそうにもない私に、ついに夫は観念したのであります。
家事の中でアイロンかけが一番嫌です。
何しろ、夫のワイシャツはほぼ綿100のものが多いのです。
この間なんか、6枚も溜まったワイシャツのアイロン掛けに1時間、ホントにホントの1時間きっかり、かかりました。綿シャツは1枚に10分はかかるというわけです。
「アイロン、必要なし」なんてワイシャツがいっぱいありますが、夫は頑なに綿のシャツを着続けています。
そんな高い代物じゃありません。無印の季節外商品とか、そんなシャツなのに!です。
で、今朝、夫が出たあと、なにげ〜な感じで、あのパンフが台所のテーブルに置いてありました。アイロンがけの注意、とか、書いてあると言ってましたから・・・!!!ってなもんですね、私は。
こういうこだわりは息子にもちょびっとあるかもです。
高校生の頃だったか、夏休みに帰ってきた息子の柄物シャツにアイロンをかけたわけです。
Mったら、ほんとに残念そうな顔を見せました。
「アイロンとか、かけないで欲しいんだよね、これは」
ああ!!!男のこだわりはめんどくさい!!!
しかも、そのこだわりを隠したふりをして社会生活しているわけですよ。
なんかにこだわりがあるっていうのは、やっぱ恥ずかしいのか、寛容な男でない感じが自分でもするのかなあ。
で、その恥ずかしい部分は、お母ちゃんや、カミさんにだけは見せる、と、こういうわけだ。。。