ゆとり教育って、悪くなかったって思います
今日のひるおび!で、久々の寺脇研氏、学校再開後のあり方について熱く語ってましたね。
ちょっと、希望をもらいます。
学年が8つも離れた兄妹を育てた母として、それなりの感想を持っています。
小学生がよく使ってる学校宿題の計算ドリルとか、ありますよね。
兄の方はボロボロになってました。
ゆとり真っ只中の妹の方は学年終わりでも新品同然でした。
そりゃあ確かに、妹の方は計算とか遅かったです。
通分するのに時間がかかって、私、呆れた経験がある・・・
数をこなしてない、それだけのことですが。
まあ、一般的な話ではなく、個人の問題かもしれませんが、子を育てる母としては、ゆとり時代は母の心もゆとりでした。
先生もゆとりでした
娘は先生のお話を聞くのが大好きで、よく話してくれました。
教師の体温? それを学校から家に持って帰ってくるのです。
先生が階段からドドっと転げ落ちたとか、校長先生はおかゆを食べているとか(胃の手術をなさったので)、そのおかゆが美味しそうだから、こんばんは私もおかゆにして・・・みたいなたわいのないことではあります。
周囲の大人から、ゆとりある態度で、丁寧に伸びやかに接してもらい、そういう成長が子どもの心も自由でのびのびと育んだと思います。
ゆとり世代は高校へ入った頃から肩身の狭い思いもしたようだけど、それなりに自分を見失わないで、自分のしたいことの方を向いて歩けたと思います。
芯にバネがあるというか、そのバネって、きっと小・中学生の頃に大人から大切に見守られてきた安心感、それがあるからじゃないかと思います。
残念なことに、ゆとり教育の子どもたちは社会に出てからも割りを食っている向きもあるやに聞き及びますが、「ゆとり教育」を何ら卑下することはありません。
詰め込みされた他の世代の子どもたちが持てなかったものをちゃんと持っていると、私は思います。
そういう彼ら彼女らが、きっと違う価値を創造し、表現してくれるはずです。
だから、寺脇研氏、これからも応援してます!!!