bull87’s blog

田舎の暮らし〜こんなふうです〜老後をお考えの方、参考に〜Iターンを選択肢に入れてる方、参考に〜なるンかなあ・・・

まさかの感染症!

「山の中の天然シェルターに入ってるんだから、出かけないで大人しくしてればいいよ」

東京の娘がこう言ったのはいつ頃のことだったか。

 

いやいや、中国山地の天然シェルターに守られてイイ子にしていたら、

先週日曜日の夕方、夫が

「なんかしんどいなあ〜 筋肉痛というか〜 先週の作業かなあ〜」

そんなこんなで検温したら、おっと、38.7!あるぜ!

 

とりあえず月曜日は様子見。

熱は下がらず、まさかまさかの?と恐れても、鼻水が出るでもなく、咳もなし、

「呼吸、苦しくない?」

「いいや」

 

37度以上発熱したら、完全ダウンの夫が、38度以上の熱になんとか持ち堪えてはいた。

さすがに、火曜日、村の診療所に電話。

発熱外来は、診療所の裏の出口。

完全装備した看護師Mさんと、下の街の医療センターから来ているお医者さんが現れた。

 

まずはPCR検査。

30分後に「COVID、マイナスです」の看護師さんの声。ほっ。。。

 

さあ、防備装備を取り払った看護師Mサンと医者が再び現れた。

「電話で発疹があるって言われましたね。」

夫の腕とお腹の発疹を見た医者の御宣託!

「ダニですね」

マジか!

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なおかつ別の医者が現れて、夫はパンツまで脱がされて、隈なく探索された。

「ダニは柔らかいところにくいつきます。

瘡蓋を見れば一発でどのダニかわかるんですが・・・」

 

さらに、研修医が連れてこられて

「滅多に見られませんから、研修医に見せてやってください」

湿疹を研修医に観察させた。

 

詳しい経緯は省くが、先週に夫が隣の村の作業場をチェックしに行ったが、不良品(木材加工品)が大量に出て、夫は普通の格好で!その作業の手伝いをした。

これが確か3日くらいあった。

 

マダニ、ツツガムシ、日本紅斑病・・・

ああ、ネットでその姿を見るのさえおぞましいダニ、こいつに噛まれて

感染し〜の、

感染しての発熱、湿疹、

 

コロナウイルス感染症ではなく、ダニ感染症という、なんか、こう、ある意味、笑う?

ことの顛末とあいなった。。。

 

もう一つ問題があるのよね。

普通はダニの感染が疑われたらすぐに入院、検査、ダニを特定して、抗生物質を的確に飲まないと、後々大変な事態になるらしい。

 

何しろ、保健所に報告義務のある感染症で、発見が遅れると致死率も高い。

 

と、こういう事態なのに、

「今、医療センターに、入院できないんです。

浜田の保健所に連絡して血液検査の結果をやりとりしましたが、はっきりしません。

もう一回血液を取らせてください。

松江の保健所に送って検査してもらいます。」

 

う〜ん???マジか!!!

普通には血液検査なんて、すぐに結果、出るンと違います???

 

とりあえず医者が判断した抗生物質を飲んで、様子を見る、ですと・・・

しかも、三日間!

その抗生剤が効かないダニ感染だったら、どうなるんじゃ!

 

おまけに、

「今夜、意識障害とか、震えとか出たら、すぐに医療センターへ行ってください。」

「救急車を呼ぶんですか?」

「いえ、奥さんの車で、救急外来に行ってください。」

こっちも、マジか!

 

とまあ、こうして三日間、夫は8度以上の発熱、解熱剤を服用、解熱、発熱・・・

お粥と煮麺、フルーツ、水分で過ごして、

私は、いささか、というより、相当疲れた・・・

 

今日は診療所へ行く。

 

ちゃんと検査結果、来てるんだろうな!

肝機能障害とか、神経系の障害とか、残ったら、どうする。。。

 

おまけのおまけの話。

どこからか聞きつけた妹が電話の最後に

「それ、労災じゃない?」

そりゃあないだろう。