「人は理解を望んではいないのだよ。望むのは愛だけだ」
函館転居後、半月余り過ぎた頃から、夫が食後のお茶碗洗いを始めた。
う〜ん、まあいつまで続くか、放っておいた。
だが、律儀に?三度三度の食後のお茶碗洗いは続いている。
わりかし「丁寧にお洗いになる」ので、どちらかといえばめんどくさいというか、なんかやっぱA型はねえ〜と内心思ってる。
それに、台所の後片付けというのはお茶碗洗いだけでは完結しない。
多めに作ったポテトサラダの残りをタッパーに入れ替えて冷蔵庫へ、あるいは残った生姜のすりおろしはサランラップに包んで冷凍庫へ、まあ、細々とある。
ちなみに生姜のすりおろしを冷凍保存するというのは、ずっと昔タモリさんがどこかで言ってたから、以後そうしている。ちょこっと冷奴に使う時とか生姜焼きの足しになったりして、捨てないことはいいことだ。
あとタモリさんのレシピ「もやしのちょこっと炒め」、これも我が家ではメニューの一つになっている。
昨夜、洗ってる夫の傍で、片付け完結!すべく手伝いながら
「結構続いてるよね。信じがたい。大丈夫?」って言ったら、
「ドストエフスキーなら、なんて言う?」ときた。
30秒は考えた。
「欺瞞だね」
・・・我ながら言い得て妙・・・
「カラマーゾフの兄弟 中 」に入ってる。
この帯が金原ひとみさん。
『上巻読むのに4ヶ月。一気に3日で中下巻!』
これ、分かります。
下巻の終わり頃から、俄然興味深くなってくる。
しかしながらお布団の中で30分読めば眠りに入ってしまうから、私が中下巻を読了するのはいつのことやら。。。
上巻帯の
『東大教師が新入生にすすめる本 第1位!』
この不可解なキャッチコピーを私は納得するために読んでいるようなものだ。
追記・タモリさんの「もやし炒め」(うろ覚えで、私流になってるかもしれないが、こんな感じ)
もやしのひげはちゃんと!取りましょう。
調味料は 鶏ガラスープの素顆粒を小さじ1くらい、お酒(大さじ1から2)、お醤油大さじ半分から1、これはみんな適当。
オリーブオイルかごま油でさっと炒めて、調味料を回しかけて、もうひと炒めして終わり。
くれぐれももやしのシャキット感が味噌。ご飯のおかずにはならないから、ビールのお供。