「薔薇の名前」
〜ウンベルト・エーコの小説の映画化 監督ジャン=ジャック・アノー
今年のシネマリレー作品の一つ、8月最後の日、今日までだった。
朝イチ9:15 函館シネマアイリスで、この映画を観た人は3人、でありました。
日本公開は1987年、どっかで観た記憶がある。
本もあるから読んだはず(なぜか断捨離していないし・・)
「バウドリーノ」は2000年の出版で、日本での刊行は2010年。
「プラハの墓地」は2010年に出版されて、日本では2016年2月16日に刊行、
第2回須賀敦子翻訳賞を受賞している。
ウンベルト・エーコはその3日後、2月19日にミラノで亡くなっている。
つまり私はこの3冊しか読んでいない。
「バウドリーノ」はあまりに破天荒すぎて、まだ「プラハの墓地」の方が私には面白かった。
まあ、ウンベルト・エーコの本は、バカな私には当然無理!ということなのだが、
「薔薇の名前」の映画はもう一度観たかったから、今日観られてよかった。
2時間10分、堪能できます。
中世の修道院のおどろおどろしさはあるが、ミステリーなのに嘘っぽくない?感じがする。